2018年2月1日木曜日

あれ?EUに加盟した?

先月のとある週末、仲良しの友だちと一緒にクロアチアのドブロブニクへ行ってきました。

アドリア海の真珠、ドブロブニク

シーズン中は激混み(らしい)ドブロヴニクも、オフシーズンの今はガラガラで、お陰で旧市街の観光は満喫できましたが、レストランやお目当てのショップは軒並みクローズ。

後から分かったことなのですが、1月はオフシーズンの中でもお店が一番クローズしているという月らしいです。

まあそれでも「これでもかっ!」って言うくらい旧市街を歩き、地元の人の情報で、美味しい牡蠣もいただけました。

今回の旅行についてはまた書きますが、それより今回とーっても気になったのが、これ!
↓↓↓

左のTRが今回イスタンブールで押された出国スタンプ。
右下の赤い丸いスタンプが去年の暮れにイスタンブールのアジアサイドの空港の入国スタンプ。
ちなみに右上はEUに加盟しているクロアチア・ドブロブニクの入国スタンプ。

他の空港のは分かりませんが、イスタンブール・アタテュルク空港の出入国のスタンプがこんなのに変わってました!

あれ、あれ、あれれ、、、
これってEUのとそっくりなんじゃ、、、

これを見たとき、「あれ?トルコってEUに加盟したの???」って錯覚してしまいましたよ、ホント。
2016年以降冷えきっていたEUとの関係も、ここにきて少し改善してきているようですが、まだ加盟はしていません。念のため。

帰りのパスポートコントロールの検査官が良い人だったのでこれについて聞いてみたところ、スタンプが変更になったのは1月からのようです。
理由については、検査官は「分からない」とのこと。

フライング?
それともブラックジョーク??

その意図とするところは、果たして???


ブログランキングに参加しています。 応援していただけると嬉しいです♪
にほんブログ村 海外生活ブログ トルコ情報へ にほんブログ村 旅行ブログ 東欧・中欧旅行へ
にほんブログ村

2018年1月2日火曜日

Happy 2018 -- 明けましておめでとうございます

2018年。
明けましておめでとうございます。

初日の出、ブルガズアダにて。

年々時間の経過がより早く感じられ、早いものでトルコで5回目のお正月を迎えました。

例年我が家では仲の良い友だちを家に招いて、食べ物や飲み物を持ち寄って年越しをするのが恒例となりました。
トルコでは、日本のようにお正月が大きなイベントではないものの、大晦日は家族や友だちと集まってお祝いする人も多いようで、大晦日の町は結構混み合います。
そんな中、今年の大晦日は今までにないほど町に警官が多く、内心「あれ?またテロ予告とかあったのかしら?」と思ってしまったほど。
まあ昨年あんなことがありましたから、そんなことがあっても不思議ではありません。

しかしですね、家に帰ると、うちの近所まで警官がいるし、うちの通りなんて一部にバリケードが張られている。
???、、、と首をかしげながら、向かいのバッカル(コンビニみたいなお店)に寄ると、バッカルにも警官が!

何ごと?と思い、警官がいなくなってからバッカルのおじちゃんに、「何かあったの?」と聞くと、「新年を祝って飲んだり騒いだりすることを禁止しているらしく、うちみたいにお酒を扱っている店に注意しに来たんだよ」とのこと。

えっ?祝っちゃだめってこと?だめでしょ、そういうことしちゃ、という私。
おじちゃんも、肩をすくめてあきれ顔。

太陰暦を採用しているイスラム教では1月1日は新年ではないため、それをお祝いするのはだめ、という理由みたいですが、、、
それにしても、去年までお祝いしていたんですから、別に今更、、、って思うんですよね、個人的には。

何だか年々、今まで出来てたことがどんどん制限されて、外国人である私でさえ、自由を謳歌してきた人々の息苦しさを感じるようになりました。
正直、トルコはどこへ向かっているの?と問いたくなることが、ここ数年、とても多くなったなぁ、、、

けれど、こういうときこそ、本当に大切なことが見えて来るんじゃないかな、とも思います。
自分にとって本当に大切なこと、自分が本当に好きなこと、人生においてやってみたいこと、そんなことが難しい状況だからこそ、際立つ気がします。

また同時にそんな中で、希望を持ち、目標にまい進していくことは難しく感じるかもですが、そういうときだからこそ、諦めず、腐らず、自分を信じて、前向きに一歩一歩進んでいくことが大切じゃないかな、と思います。
どういう状況でも人生は続いていくのです。
ならば、どよーんと下向きな気持ちで生きるより、どうにか気持ちをプラスに切り替えて生きて行った方が良いんじゃないかと思うのです。

いつもここで「じゃあ、どうやって?」って言われるんですが、そこはその人次第。
えー、それじゃ無責任でしょ、って言われそうですが、ダメだ、ムリだ、と諦める前に、ちょっとだけでもそれに繋がる何かを実現する方法を考えて実行してみてほしい。

私もここしばらく感じていた停滞感を打破するために、今年は頭を切り替えてさらに行動していきます。
大丈夫、きっとうまくいく。
そんな『言霊』をとなえながら、keep on going!

私にとっても、みなさんにとても、今年一年も、健康で好い一年でありますように。

ブログランキングに参加しています。
応援していただけると嬉しいです♪
にほんブログ村 海外生活ブログ トルコ情報へ

にほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村

2017年12月16日土曜日

Ayva Zamanı -- カリンの季節

早いものでもう12月。

イスタンブールはここしばらく春のように暖かな日が続いています。
まだぎりぎり秋を感じはしますが、八百屋さんに並んでいる野菜や果物のラインアップを見ていると、間もなく寒くて冷たい冬がやって来るんだなぁ、と感じます。

そしてこの時期はカリンの季節。
カリンは日本でもこの時期あちこちで見かけますね。

カリンはのどの薬として有名で、中国では『杏一益、梨二益、花梨百益』と言われるほど、有益な果実のようです。
日本では普通、ハチミツ漬けやジャムにすると思いますが、トルコでは生で食べるんですよ、カリンを!

でも調べて見るとトルコで『カリン』と言われているものは、『マルメロ』(西洋カリン)という果実で、日本のカリンとは少し違うようです。
また日本のカリンは生食不可とありますが、これは『食べちゃダメ』な訳でなく、『食べても美味しくないよ』なのだと思います。
渋柿と同じですね、多分。

トルコのカリン?マルメロ?は、生食可とありますが、でも正直、酸っぱいしえぐいです。
ただ渋柿のように吐き出すほどではなく、酸っぱさとえぐさを感じつつも、食べられます。
私も出されれば食べますが、本音を言えば火を通した方が断然好き。

ちょうど風邪を引いて咳が長引いていたので、百益あるであろうカリンのスイーツを作ってみました。

材料: カリン2個
    レモン半分
    砂糖 適量(100gくらい?)

これがトルコで『カリン』と言われて売られているもの。
2個で150円くらい。


まずは洗って皮をむいて、中心のワタと種を取り出します。
カリン、固い、、、


取り出したワタと種は別にして、少量のお水で10分ほど煮ます。
ご存知の方も多いと思いますが、カリンの種にはとろみを出す成分があるそうです。
ただし、この種、生だと毒があるので要注意!(毒は加熱、アルコール漬け、砂糖漬けで分解されるそうです)


そしてこのとろみのついた液を濾して、先に皮をむいて切ったカリンに水と砂糖を加えて、煮ます。(火加減に気を付けて)


友だちから、「赤くなるまで煮るのよ!」って言われたんですが、一向に赤くならない、、、(下の写真の時点で30分強)
これ以上煮ると煮くずれてしまうので、1時間弱で火から下ろし、絞ったレモンジュースを加えました。


出来上がりー!
砂糖が少ないのとレモンが少し多かったのか酸っぱめですが、私はこれくらいが好きかな。


さて、カリンが赤くならなかった理由。
分かりません。
友だちによると、彼女がこれまで作ったこのスイーツ、赤くならなかったことはないそうで。
でも去年、階下の奥さんからいただいたカリンジャムも赤くなかったなぁ、、、

ちょこっとだけ調べてみたら、カリンに対して砂糖30%が一番赤くなったと書いてある記事がありました。
なのでもしかしたら砂糖の量と関係しているのかもしれません。

まあ、でもそもそもカリンが加熱すると何故赤くなるのか、ということ自体よく分かってはいないみたいなので、私が今回使ったカリンは『赤くならないカリン』だということにしておきましょう(笑)

美味しいので、また作ってみて、赤くなったらご紹介しまーす。

ブログランキングに参加しています。
応援していただけると嬉しいです♪
にほんブログ村 海外生活ブログ トルコ情報へ

にほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村