2015年3月8日日曜日

Memories from the Future 2 -- 未来の記憶〜続き

前回の続きです。

さて、この「Samith」とは何なのか。
コミナオス氏はそれについて以下のように述べています。

・存在するあらゆるものの集合体
・目的をもつ多次元の存在論的リアリティ
・私たちは、私たちの感覚、精神的能力と論理によって、その本質を見抜くことができる。
・それは今その存在を知っているniebelwirch人を通じての偉大な現実である。
・この知識は、精神的救済のために、人間の形而上学的探求を容易にするために十分であった。
・かつて形而上学的だった何かが、超越的には今の場所に納まってきている。

うーん、難しい、、、
なので、コミナオス氏に直接聞いてみたところ、ディナック氏は彼の日記の中で、「Samith」を『とてつもない究極の現実であり光である』とだけ述べているとのこと。
そこでやっぱり浮かんだのが、オーロラ。

以下の映像は、是非フルスクリーンで見てみてください。


(この映像は2013年12月にラップランドの北、イヴァロという町で撮影されたもの。

これは私が感じたことですが、オーロラを現実にこの目で見ても、後になって「私は本当にオーロラを見たんだろうか、夢だったんじゃないか」と何度も思ったほど、オーロラはとても不思議なもの。
北欧の人たちは、オーロラを『神様の世界と人間の世界を結ぶもの』と今でも信じていると聞いていましたが、実際に見て、体験して納得。
そこにはやっぱり自然の驚異というか、神様のような存在を感じるのです。

「Samith」がサーミ人を表す「Sami」に由来しているか否かは分かりませんが、このことをコミナオス氏に話すと、彼は驚いたと同時に、目を輝かせていました。
恐らく私と同じようなことを、彼も心で感じていたのかもしれません。

そして気になる崩壊後の世界ですが、北欧で生き残った人たちは南下し、人口は徐々に増え、崩壊からおよそ1600年経った3900年の時点でイスラエルの人口はおよそ1億人。
他の国は?日本は?と思う方もいるかもしれませんが、それについて、また何故イスラエルだけについてコミナオス氏が話したのかは、分かりません。

生活はあらゆる対立から解放され、通貨システムも、宗教体系も、結婚制度までもが自由でお互いを尊重する形態の社会となるそうです。
もちろん戦争もありません。

質疑応答の中で、当時(世界崩壊時)、人々は別の惑星とのコンタクトがあったのか?という質問がありました。
もちろんあったそうで、驚くことに2309年の大戦争を止めたのは、他でもない別の惑星の人たちだったのだそうです。

最後に。
これも北欧に行ったからこそ分かったことなのですが、もしこの救済が意図的なものであったのなら、何故北欧の人たちが選ばれたのかも納得できます。
シンプルでも満ち足りた、自然とともに生きて来た人たち。
恐らくそれが、人々が厳しい世の中を生き抜いて行く、キーとなるのかもしれません。

2015年3月7日土曜日

Memories from the Future -- 未来の記憶

昨日は友だちに誘われて、ちょっと面白いセミナーへ行ってきました。

セミナーのテーマは、『未来の記憶』。
ギリシャ人で、催眠およびリグレッション(過去生?)セラピストのナソス・コミナオス氏がスピーカーで、未来の記憶を持つポール・ディナック氏について話してくれました。

スイス人のポール・アマデウス・ディナック氏は、300日以上昏睡状態にあった後、1921年に覚醒するのですが、覚醒した後、鏡を見て愕然とします。
というのも、鏡の中にいる自分は自分が知っている自分ではない、全く知らない男性。
彼の記憶の一部が他の誰かに入れ替わってしまったことは、彼の幼なじみや、子どもの頃からの主治医によっても証言されています。
彼の身近にいた人が誰だかを、彼は全く認識できなかったのです。

ディナック氏はその後ギリシャに渡り、ギリシャでドイツ語とフランス語を教えながら暮らし、1922年に結核にかかり再びスイスに戻り亡くなりました。
ギリシャを離れる際、教え子であったパンテノン大学のパパハトツィス氏に当時毎日書いていた日記を残したのですが、その後日記を読んだパパハトツィス氏はびっくり。
というのも、そこには当時からおよそ2000年先の、3900年代の未来のことが書かれていたからです。

その中でも、2点、コミナオス氏が、「ここ(資料のパワーポイント)は写真を撮って、みなさんの子どもや孫たちに是非残してください!」と強調した出来事が二つあります。

一つ目は、『火星への移住が可能になる』こと。

2204年に人類は火星への移住を可能にしたのですが、それからおよそ60年後の2265年に火星で起きた悲惨な物理的災害によって2,000万人の人が死亡。
助かった人たちは皆、地球に戻って来、それ以来人類は火星に住むことを断念したようです。

そして二つ目は、『この世界が終わる』こと。

今現在も問題になっている世界人口の増加は今後も続き、食料や燃料をめぐる絶えることのない小さな争いは、2309年についに熱核戦争にまで発展し、スカンジナビアおよびバルト海沿岸の国を除くヨーロッパ(およびその他の国)は破壊され、今私たちが知る『世界』は終わってしまうそうです。

けれど、それで人類は終わらなかったのです。
そのとき生き残った北欧の人たちはその後、「Samith」という思想を中心に世界を復興させて行きます。

ここで、私はこの「Samith」という言葉にとても強く魅かれました。
というのも、北欧の更に北にあるラップランドには、サーミ人(Sami)という先住民族がおり、この「Samith」と言う言葉は、サーミ人に関係しているのではないかと、感じたからです。

この「Samith」とは何でしょう。
そして生き残った人たちは、それからどんな世界を築き上げていったのでしょう。

それについては、また次回!

2015年3月2日月曜日

Information -- お知らせ

世界中を着物で旅をし、本当の世界を体験してきた伊藤研人さんが、日本各地で講演会を行います!


研人さんとは、今から2年前の2013年2月に、ロイ・リトルサンを通じて知り合い、その年の秋、旅の途中でイスタンブールで再会!

日本にいると見えないことが、外から日本を客観的に見ると、たくさん、たくさん見えて来ます。
そういった視点を常に持ちながら、世界中を歩き、現地の人とふれあい、本音を語り合ってきた研人さんの経験は、とても興味深いものです。

講演会のいくつかは私の一時帰国と重なるので、私も時間を作って講演会へ行こうと思っています。

講演会のスケジュールはこちらをクリック!


伊藤研人
《プロフィール》
1986年生まれ。室蘭工業大学卒。
2009年、環境問題に関わる活動を志し、大学卒業と共に日本を出る。多国籍の人々が集まる環境で農業に従事しながら英語を習得。2010年オーストラリアに移住。バナナ農園で収穫チームのリーダーを務めながら、国籍、人種の違いを超えた環境でリーダーシップを学ぶ。2011年、スキューバダイビングのインストラクターとして世界中から来た生徒に教える。
2012年、和服での世界放浪の旅を始める。アメリカでいくつかの地域のインディアンと生活を共にしながら文化を学ぶ。中南米、ヨーロッパ、中東、アフリカ、アジア諸国を約3年間旅して回り、それぞれの土地の文化や環境を学ぶ。
2014年末帰国。現在、環境問題やそれに関わるあらゆる問題に世界各国が協力して取り組む事を、日本がリードして行かなければならないと考え、その為に伝統文化の見直しと国際交流の促進の為の活動を開始。
着物の普及に関わる活動をしながら、4月、6月で全国21カ所での講演会を予定。

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