2016年10月31日月曜日

Cumuhurriyet Bayramınız Kutlu Olsun! -- 共和国記念日、おめでとうございます!

先週の土曜日、
トルコが共和国になってからら93回目の記念日でした。

トルコ初代大統領のアタテュルク大統領。
没後77年経った今でも、多くの国民に支持されていると、私は感じます。

普段から町のあちこちにトルコの国旗が掲げられていますが、
この日は更に多くの国旗が町のいたるところに掲げられ、
普段にも増してトルコの『赤』を
強く感じた一日でした。



そんな中、
私は友だちといつものように
畑へ。

というのも、
あれほど気を揉んだ小豆が、
思いのほか豊作で、
収穫に忙しいのです!

かぼちゃと一緒に煮たり、あんこにしたり。

友だちの畑では一切農薬を使っていないので、
実は結構虫や動物に食べられています。
日本のかぼちゃも今年は沢山とれたのですが、
皮が薄く甘い日本のかぼちゃが美味しかったのか、
かなりの数をリクガメさんに食べられました。

小豆も同様で、
カメムシ、青虫、バッタなどが
小豆を食べにやってきます。
ただ、彼らは全部を食べ尽くすことはないので、
食べかけの鞘はそのままに。

また小豆自体がそうなのか、
今回育てた種類がそうなのか分かりませんが、
病気には一切かかっておらず、
虫たちと上手く共生できているように感じています。

そしてこの日はサプライズが。

お母さん犬はとても謙虚な性格のよう。

6匹?
いや、8匹、
ちょっと待って、10匹いるよ!
ウソでしょ、1、2、3、、、、
ああ、10匹いるわ、、、

けれどその後、
お母さん犬が別の場所からもう一匹咥えて移動してきたのを目撃。

結局全部で11匹。

調べてみると、大型犬は多産なのだとか。

捨てられた犬のケアをしている友だちの友だちに相談するも、
お母さん犬のおっぱいを飲んでいる今はまだ引き離せないとのこと。
お母さん犬も仔犬もまとめて保護できればベストなのでしょうが、
私も友だちも相談した友だちの友だちもそれが出来ず、
まずはお母さんに食事を与え、
仔犬の成長を見守ることに。

可愛いこの子たちが無事に、
そして幸せに生きていけますように。


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2016年10月21日金曜日

Dedikodu -- ウワサ話

アルバーネのクラスに通い始めて早10ヶ月。



一つ上のクラスに行くようになって、
2ヶ月余りになりますが、
実はアルバーネ、
生徒は結構な率で女性が多いのです。
というより、
男性は何故か続かない、、、

私が最初に通ったクラスも男性が二人いましたが、
いつの間にか来なくなり、
今のクラスにも一人いましたが、
彼も止めてしまいました。

という訳で、今のクラスは全員女性。

トルコ人は男性もよくしゃべりますが、
女性はもっとよくしゃべります。
なので、おしゃべりで授業が脱線することもしばしば。

日本人の私は、
授業中に私語を慎みなさいと教育されているので
おしゃべりに参加しないでいると、
「なんでしゃべらないの?」と。

一時期それをものすごく言われて、
別に話すことがないのと、
話している登場人物も知らないし、
あとトルコ語がそれほど分からない、
ということもあって、
すごく居心地の悪い思いをしたこともありました。

まあそれでも半年も経つとそれにも慣れ、
彼らのおしゃべりを横目でみながら、
相づちをうったり、笑ったり。

でも先日はなぜか私に矛先が向けられ、
私の年齢が話題の中心に、、、

日本人は得てして若く見られがちなので、
私の年齢を聞いてみんなが驚く、という
海外では良くありがちなコトだったのですが、
運悪く、というか、
たまたまクラスメイトのお母さんがその日授業に遊びに来ていて、
そのお母さんが私より若いものだから、驚きは尚更。

なんで、日本人はそんなに若いの?
と口々に言う生徒に先生が、
「日本人はトルコ人みたいに人のウワサ話をしないから、
考え方がきれいで歳をとりづらいんだよ」と。

え?(笑)

そうだよね?、と私に同意を求める先生に、

「日本人だって、ウワサ話しますよ。
好きなんじゃないですかね、みんな」と私。

ええーっ!何を話すんだ???と言う先生に、
「トルコ人と似たようなことじゃないですかね。
真面目で勤勉な面もあるけど、
日本人も普通の人間ですからー」と私。

もちろん、
日本人はウワサ話をしないと言った先生も
冗談半分だと思いますが(笑)


写真は、新調したアルバーネ。
叩く部分が皮のせいか、
今まで使っていたものより音に深みがあります。
練習するのがますます楽しい♪


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2016年10月20日木曜日

A Cute Little Angel from Syria -- 天使のような女の子

先週のこと。

エミノニュに行くと必ず行くCoffetopiaというカフェで
友だちとお茶を飲んでいたとき、
向こうから物売りの子どもがやってきました。

名前は聞かなかったけど、年齢は10歳。
本当に可愛い子でした。

イスタンブールで、道行く人に幼い子どもがものを売る姿を見るのは、
決して珍しいことではありません。

大概はロマ(ジプシー)の子どもたちですが、
シリアからの難民や移民が増えるにつれ、
場所によってはシリア人の子どもの物売りに出逢うことが増えてきました。

この日やって来た子もシリア人の女の子。

必ずしもそうではありませんが、
ロマの子たちはたくましく、
『本当に生活に困っているんだ』的な雰囲気が強い子が多いのに比べ、
シリア人の子たちは身なりがきれいで、
押しが強くない子が多いように私は思います。

この子もそうで、
清潔な服を来て、
髪もきちんと結って、
笑顔でものを押し付けることなく、
「買ってくれませんか?」とテーブルを回っていました。

私と一緒にいた友だちでティッシュを一つずつ買ったあと、
私は「お腹空いていない?」とその子に聞きました。

物乞いや物売りの子どもたちが稼いだお金は
ほとんどの場合その子たちのものにはならず、
その子たちのために使われることもないと聞いています。
この子は違うと思いますが、
満足に食べることが出来ない子も多いため、
自分に時間的、金銭的に余裕があるときは、
時々子どもたちに食べるものや飲み物を買っています。

その子は戸惑いながらも少し考えて、
「お腹は空いていないけど、オレンジジュースが飲みたい」
と言ったのですが、
残念ながらオレンジジュースはなし。

「じゃあ、バナナが食べたい。1本2リラするけど、買っていい?」と
聞いてきました。

もちろん、どうぞ、と答えると、
カウンターでバナナを切ってもらってからそばにやって来て、
「ありがとう!」と、私の頬にキスをしてきました。

いや〜、こんな物売りの子、初めてです。

そして話しはこれで終わりません。

私たちもそろそろ行こうかとお会計をするとき、
その場に居合わせたCoffeetopiaの若い男性スタッフの一人が、
「バナナはボクが払うからお代は要りません」と。

私はトルコ人のこういうところが好き。

この青年のように、
弱い立場のものを守る場面に出逢うと気持ちがほっこりしますが、
小さな子どもがこうやって家族を助けるために
何らかの形で働かなくてはいけないことは、
好ましいことではないように思います。

この子のような子どもたちが、
自分たちが望む子どもの時間を楽しめる世の中に戻りますように。


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2016年10月19日水曜日

Spay -- つーの避妊手術

6月の始めにうちに来たつーこと月。

当時生後1ヶ月半ということで、
逆算すると、生まれたのは恐らく4月の半ば。

そろそろ発情の時期だなぁ、、、と思い、
先週の土曜日に避妊手術を受けてきました。

保護したときは700gだったつーも、今や2.7キロ。
うちでは『一代限り』と決めているので、繁殖はさせません。

手術の12時間前から絶食。
手術自体は簡単なもので、
朝預けて、同じ日の夕方にはうちに帰ってきました。

手術が終わって麻酔から覚めているとはいえ、
帰ってきてからはしばらくふらふらで、
そしてやっぱり不安なのか、私にべったり。

その不安たるや、
私がちょっとキッチンやトイレに立つ度、
エリザベスカラーをあちこちにぶつけながら、
ふらふらした足取りで
どこにでも着いて来るわ、
姿が見えないと鳴くわ。

ホメオパシーのレメディのお陰で、
その後麻酔のふらふらからはすぐに復活し、
翌日にはご飯も排泄もばっちり。

ただエリザベスカラーをつけているせいで、
食べ方が超汚い。

つーはがっつき度がめちゃめちゃ高い子なんですが、
カラーのせいで思うように食べられないイライラからか
がっつき度はいつもにも増し、
カラーや顔にフードが飛び散る、飛び散る。

見かねた私が手で介助するも、
慌てるものだから私の指もフードと間違え
『ガブっ!!!』と。
牙ががっつり指に食い込んでいました、、、

つーに噛まれた指。
噛まれてから4日経った今でも腫れて痛い(涙)

術後4日後の今、
がっつき度は相変わらずですが、
もういつも通りにすっかり元気で、
家中を飛び回っています。

というか、うちのビビリンボのちゃー坊を追いかけ回し、
ちゃー坊はぶるぶる震えながら隠れて生活しています、、、

思い起こしてみれば、
ちゃー坊はこのエリザベスカラーの存在が苦手で、
しかもこれまで今までで1度しか目にしたことがないということもあって、
彼にとっては『脅威』なんでしょうねー

カーテンの陰に隠れて様子を伺うちゃー坊。
実は13年前の今日、うちの家族になりました♡

図体は大きくって、
顔もいかつくって、
猫パンチも半端ないんですが、
実はめっちゃビビリなちゃー坊。

抜糸まであと数日。
エリザベスカラーが取れれば、落ち着くと思いますが、
つーさん、どうぞお手柔らかに!


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2016年10月7日金曜日

Istanbul Coffee Festival -- イスタンブール コーヒー フェスティバル

私が初めてトルコに来た2009年。

大都市イスタンブールでも
当時はコーヒーと言えばトルココーヒーが主流で、
ケーキも大きいばかりで甘すぎるものばかり。
けれどここ数年のカフェブームのおかげで、
小洒落たカフェの数もぐっと増え
コーヒーやスイーツのレベルもぐっと上がって来ました。

そんな中、
本日よりイスタンブールで始まった
Istanbul Coffee Festivalへ行ってきました。


チェーン店で有名なCaffe NeroCaribou Coffee
そしてStarbuck Reserveなども出展していましたが、
今回のお目当ては小さなカフェやロースタリー。

いくつか試飲させていただきましたが、
中でも美味しいと思ったのは、
Ministry of CoffeeCoffee Sapiensの2店。


味の好みもあると思いますが、
特にCoffee Sapiensのコールドブリューは、
まるでコーヒーリキュールのようで
とっても美味しかった!


コーヒーの淹れ方も本当に丁寧。

入場料は35リラとちょっと高めですが、
出展しているコーヒーはもちろんのこと、
チョコレートやビスケットなども無料でいただけます。

昔はこうやって豆を挽いていたのですね〜

lolのコーヒーもまあまあ。
お店はカラキョイにあります。

あちこちのカフェでも使われているハリオ!

全てのカフェで、ではないと思いますが、
チャイラテやホットチョコレートは
インスタントを使っているところが多いのでは?

私は夕方から出かけたのですが、
入り口で『15時から19時』と記されたブレスレットを着けられたので、
2部制で時間制限があると思われます。

イスタンブールのコーヒー事情を知るには良いイベントだと思いますので、
興味のある方は是非出かけてみてくださいね〜

詳しくはこちらを。
 Istanbul Coffee Festival


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2016年10月2日日曜日

I Locked Myself In -- 今度は閉じ込められた!

数週間前の上階からの水漏れに続き、
一昨日、
今度は部屋から出れなくなるというハプニングが。

私が住むアパートは、
バスルームとベッドルームのプライベートスペースと、
リビングとキッチンを仕切るためのドアがあるのですが、
このドアの取手が数日前から調子が悪く、
まあ後で直せばいいか、
と放っておいたんです。

これがいけなかった。

で、一昨日の夜。
うちは猫たちに夜は静かに寝てほしいため、
寝る前にも猫たちにご飯をあげるのですが、
うちの新入り猫のは、
食べる時のがっつきが半端なくて、
いつもご飯のときは、
じいさん猫2匹は別の部屋で食べさせているのです。

このときも月はキッチンの前の廊下で、
じいさん2匹はプライベートスペースでと、
それぞれ配膳し、
月がプライベートスペースに来て、
じいさんたちのご飯を奪わないようドアを閉めたのです。

じいさん2匹の様子を見て、
さあキッチンの方へ戻ろう、、、と
ドアを開けようと取手を下げ引っ張ったところ、
スポン!と
取手だけが取れてしまったのです!

脱出した後の証拠写真。

え?
どういうこと?

正直、取手が取れた経験なんてないので、
一体なんで取手が取れるのか、
理解するのに少し時間が。

どうやら、調子が悪かった取手部分を留めているネジが外れ、
ドアの向こう側とこちら側を繋いでいる芯の棒が
こちらの取手から外れてしまった模様。

ドアの向こう側から芯棒を押してもらえれば簡単に直せるはずが、
そのときは家に誰もおらず、、、
しかもその芯棒をどうにか引き出そうとした際に、
何を血迷ったのかその芯棒を逆に押してしまい、
ガターン!と
芯棒は大きな音をたててドアの向こう側へ落ちてしまいました、、、

ワタシ、一体何やってるんだ、、、

万が一出られなくても、
プライベートスペース側にいる2匹のじいさん猫と私は、
幸運にも食料も水もあるので生き延びられるけど、
問題は月。

しかもその翌日には大切な約束があって、
どうしてもここから脱出しなくてはならない。

でも、電話も工具も全部ドアの向こう側。
ここから脱出するには、自力でどうにかするしかありません。

さて一体どうしたら、、、

最初はドアをぶち破ろうかとも思いましたが、
残念ながらうちのアパートのドアはめっちゃ厚くて、
そう簡単にはぶち破れそうにもありません。

けれど幸い取手はどのドアも一緒なので、
とりあえず他のドアの芯棒を取り出して、
そこに取手をつけて開けてみようと、
ヘアピンやら、ガラスの爪ヤスリやらを使って
ドアの取手を分解し、
芯棒を取り出すことに成功!

で、次は取り出した芯棒を
向こう側に行き過ぎないよう注意しながら、
取手の取れた穴に差し込み、
取手をつけて回すと、、、

カチャッ。

ドア、開きました。

取手が取れてからこの間およそ1時間。
真夜中を回っていました、、、

何も知らない猫たちは、平和そのもの。

私は無事に
翌日の大切な約束も果たせ、
そして何より、
猫たちは何もなかったかのように、
一昨日の夜も、昨日も、今日も、
平和に『食う、寝る、遊ぶ』の生活を楽しんでいます。
あー、良かった、良かった。


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