2014年9月30日火曜日

My First London -- 初めてのロンドン

もう1ヶ月ほど前のことになってしまいましたが、8月の始めに友だちからロンドンへ行くと連絡があり、ちょうどその頃パリに行く用事があったので、それに合わせて初めてロンドンへ行ってきました。

ロンドンらしい天気(笑)
でもこの日もその翌日も、青空になりました。

ロンドンに着いた当日は、その数週間前にイスタンブールにいらしたロンドン在住の日本人の方と待ち合わせをして、今回宿泊したビクトリア周辺で食事やおしゃべりを楽しみました。
パリに行ったときも感じたのですが、ロンドンもホームレスの人が目立ちます。
それでも町の雰囲気は良く、夜歩いていても、怖いと感じることはありませんでした。
そして何より町がきれい!
ゴミもそれほど落ちていませんし、道で暮らす犬や猫もいないので、動物の落とし物もありません。

ビクトリアのメキシカンレストランで食事をした後はパブへ。
Yさん、お世話になり、ありがとうございました!

でもやっぱり物価は高い。
イギリスポンドはトルコリラに対して、約3.7倍。
安いと思って買ったものが、実はものすごく高かったなんてことも。
普段使いの通貨が変わる時は、要注意です。

2日目は、友だちと友だちのお嬢さんたちと再会!
午前中に私が泊まっていたビクトリアで待ち合わせて、まずはTate Modern(テートモダン)へ。
そこでお茶をしながら少しおしゃべりして、その後はその日の目的地、Borough Market(バラマーケット)へ Go!

ケーキ!
美味しそう!
とにかく、食べて、食べて、食べました!
イギリスなので、トルコではほとんど食べられない豚肉があちらこちらに。
普段お肉は余り食べませんが、この日ばかりは別!と、それぞれ違うものを買って、みんなで少しずつ、色々な味を楽しみました。

雨が多いせいか、キノコも豊富。

カラフルなトマト。
バラマーケットは食べるものなら何でもあります。

バラマーケットでしばらく過ごした後、私は友だちのお嬢さんの一人と、テートモダンへ戻り、ちょうど開催されていたマチスの『切り紙絵展』を見てきました。

テートモダンからお向かいのセントポール寺院を望む。

その夜はテムズ川のほとりにあるイタリアンレストランで夕ご飯をいただき、ライトアップされた美しいロンドンブリッジを見て友だちとはお別れ。
私はその翌日、ユーロスターでパリへ向かいました。

美しくライトアップされた、ロンドンブリッジ。

そうそう、イギリスは食事が美味しくない、と聞いていましたが、そんなことはありません。
バラマーケットで食べたものも、夜行ったイタリアンレストランも、全て美味しかった。
ただ一つだけ残念だったのは、B&Bの朝食。
『コンチネンタル』と聞いていたのですが、出て来たのはトーストとジャム、バター。
紅茶、コーヒー、ジュース、コーンフレークはセルフサービス。
紅茶の本場、と聞いていますが、これも残念ながらティーバッグでした。

ロンドン出身の有名人。
フレディ・マーキュリーの顔が可哀想と思うのは、
私だけ?

ロンドンは英語圏だし、何より紳士の国。
それもあってすっかり気が緩んだのか、ちょっとしたアクシデントというか、ハプニングもありました。
それについては、また次回。

2014年9月24日水曜日

In Red -- 赤いイスタンブール

ついこの間まで暑い暑いと言っていたのが嘘のように、イスタンブールはもうすっかり秋。

最近は来客やら仕事やらで忙しく、なかなかブログの更新ができないので、今日は今日の夕方見た美しい夕陽をシェアさせてください。

昨日は朝から夕方まで嵐のようなお天気。
そのお陰か今日は空気がとても澄んでいた。

夕陽が沈んだ直後。

スルタンアフメット歴史地区全体が赤く染まる。

スルタンアフメット歴史地区や旧市街が、夕陽に染まり、シルエットがまるで影絵のようです。

夕陽に浮かび上がるモスクは絵になる。
イスタンブールは本当に美しい、そう思う瞬間。

左から、イェニジャーミー、スレイマニエジャーミー、
ガラタ橋を挟んで右に見える塔はガラタ塔。

Ne güzel, Istanbul...

2014年9月12日金曜日

From l'Opera to Le Marais -- オペラ座からマレ地区まで

パリ滞在3日目は、朝から買い物へ、、、とオペラ座へ。

この日も晴天に恵まれました。
お天道様、ありがとう!

ですが、途中でその日が日曜日だということを思い出しました。
そうなんです、日本と違って、ヨーロッパではほとんどのお店が日曜日はクローズ。
でも繁華街だしなぁ、、、と淡い期待を持って目的地に向かったものの、やはりクローズしていました、、、トホホ。

なので気を取り直して、更に歩くことに!
この日の出発点は、オペラ座です。

この日はオペラ通りを真っ直ぐ行かず、1区辺りをウロウロ。
日曜日なので、人出も少ない。
歩いているのは、恐らく観光客ばかり。

オペラ座を背にしてレオミュール通りを左に曲がり、しばらく歩いた後右手に降りて進んで行くと、その一帯には日本食レストランや日本の食材を売るお店があります。
初日に友だちがその地区にある日本食料品店へ連れて来てくれたのですが、お馴染みの食料品はもちろんのこと、日本の野菜もとても豊富です。
難点は一つ、高いこと。
まあパリだけでなく、EUは全般的に東京並みに物価が高い。イスタンブールもトルコ国内では物価が高いと言われていますが、EUに比べたらまだまだ安い方です。

そのあたりをウロウロした後に向かったのは、やはりルーブル美術館。

この日は風があったので、噴水の水が飛ぶ飛ぶ。
この後、写真を撮る私のところにも飛んできました。

ルーブル美術館を抜けるとき、館内を見下ろす廊下で目に留まった作品、
4体の捕虜。

セーヌ川、パリ旧市庁舎を抜け、ちょっと疲れたので、途中カフェで一休み。


そしてその後は、パリで一番おしゃれな地区と言われている、マレ地区へ!
お店の多い通りは混雑していましたが、一歩裏通りに入るととても静かです。

マレ地区のユニクロ。
ユニクロの元の名称は、Unique Clothing

セーターを頭に巻くのが何ともユニーク。
日本人にはない発想。

途中、無印とユニクロを発見!
どちらも沢山の人で賑わっていました。
そして、更に細い道を行き迷います!

大好きなマレの細い通り。

下の写真と隣り合ったお店。
お店の前にいた鳩も、カメラのレンズと一緒に移動。

赤と青のコントラストが映える。

マレはもう何度も歩いているのですが、細い通りが多く、イマイチ地図が頭に入りません。

窓辺を飾る植物に個性が現れる。
パリはあちこちに緑がある。

このアーチストは、8月初めにも同じ場所で見た。
次回はゆっくり作品を見せてもらおう。


それでも時間に追われない気楽な旅なので、どんどん歩き、迷います。
そうしているうちに、見覚えのある通りに出たので、そこから今回の宿泊先である、Bastille(バスティーユ)まで歩きました。

Bastilleの先にある、 Gare de Lyon駅。
ここから南東へ400キロ余りのところに、パリの次に大きいリヨンがある。

バンパー、ぶつかってない?

この日は、マレでウロウロしたのを入れたら10キロは歩いたかと。
お天気も良く、風も少しあったので、とても気持ち良く歩けました。

今度パリに来るときは、今回とは違う、観光客が比較的少ない地区を歩いてみようと思います。

2014年9月10日水曜日

Get Lost More in Paris! -- パリで更に道に迷う!

今回は前回よりも更に道に迷いながら、パリの町を沢山歩いて来ました!

オペラ通り。
向こうに見えるのがオペラ座。
今回はここからスタート。

まず到着した当日の午後。
オペラ座の近くで知人と会ってから、オペラ通りをオペラ座とは逆のセーヌ川方向へ。
そこを通り沿いに行くと、ルーブル美術館に隣接するカルーゼル広場へと出ます。

ルーブル美術館は何度来ても圧巻。
中に入らなくても、十分に楽しめます。
今回の滞在は連日お天気に恵まれました!

タイミング良くこんな写真も撮れました。
ルーブルのピラミッドと太陽から、力を分けてもらってください!

天井のワシのレリーフに鳥の巣を発見!
ここで育った鳥は何となく特別な感じがしたりして。

夕暮れのセーヌ川。
雲の隙間から太陽の光が降り注いで、神々しかった。

今回は美術館の中には入らず、中庭をぐるりを歩き、アール橋からセーヌ川を渡って対岸へ。
大きな通りから細い道へ入り、どんどん、どんどん迷います。
裏通りには、ギャラリーやビストロが沢山あって、歩いていても飽きません。




セーヌ川周辺は、3週間前にパリに来たときに2度も歩いたので、懐かしささえ感じます。
この通りを曲がると何があるか、見知らぬ道に出逢う度にワクワク度が増します。
途中、見覚えのある通りに出たので、そのまま景色の開けた方へ行くと、ノートラダム寺院が見えて来ました。
ノートラダム寺院、本当にきれいだ〜

夕陽に染まるノートラダム寺院。
前回はここで、ノートラダムの鐘を聴いたっけ。

ノートラダムは正面もだけど、
何処から見ても本当に美しい。
訪れるときは、是非ぐるりを全部を見てください。

ノートラダム寺院は間もなく日没ということもあって、混雑はそれほどでもありませんでした。
この日は行きたいところがあり、ノートラダム寺院の横を抜けて、目的地へGo!
行きたかったところとは、パリで一番美味しいと教えてもらった、アイスクリーム屋さん、Le Flore en l'ile!

ここが教えてもらったアイスクリーム屋さん。
本当に、美味しいっ!
確かシングルで3.5ユーロ。

日本のガイドブックでも紹介されているのか、観光客らしき日本人の女性もいました。
お店の女の子に、何がおすすめ?と聞くと、塩キャラメル!というのでそれを注文。
写真はありませんが、甘さ控えめで、ほんのり苦いキャラメル味がとーっても美味しかったです。

日没後。
陽が沈むと、あっという間に暗くなります。

その後ホテルへ戻ろうかと思ったのですが、まだまだ歩けそうな感じだったので、マレ地区の裏通りへ。
暗くなった頃、途中やけに男性が多いなぁと思う通りへ迷い込んでしまったのですが、大通りに出る手前に、ビキニショーツをはいたマッチョな男性が!
どうやらその晩、近くのクラブでゲイのパーティーがあったようです。
ああ、超焦った!

(さらに続きます、、、)

美味しいアイスクリーム屋さん
Le Flore en l'ile
  42 Quai Orleans 75004 Paris
  Tel:  +33 1 43 29 88 27

2014年9月9日火曜日

Super Moon -- 今年最後のスーパームーン

昨日は中秋の名月、そして今日はスーパームーン。

イスタンブールは昨日は朝のうちは雨が降っていたものの、陽が沈む頃にはすっかり晴れ、お陰で夜は美しい中秋の名月を見ることができました。

昨日の中秋の名月。
凝視できないほど、明るい!

そして今日はスーパームーン。
登り始めの頃が一番大きく見えるようですが、私の住む辺りからは月が大分上に登って来ないと見れないので、日没頃にフェリーでヨーロッパサイドへ渡りました。
今日は空がいつもより赤いなぁと思いながらフェリー乗り場へ向かうと、丁度太陽が沈もうとしているときでした。

美しいサンセット。
月だけでなく、太陽もいつもより大きかった。

夕暮れのガラタ塔。

ラッキー!と思いながら、フェリーに乗りヨーロッパサイドのエミノニュ駅に着いてしばらく歩いていたとき、ふと背中に気配を感じ振り返ると、丁度月が登り始めたのが見えました。
すごい!大きな大きな赤い月です。

ふと振り返ると、丁度月が昇り始めたところ。
大きな、大きな、赤い月です。

スーパームーンとは、地球と月の距離が最も近づく時に見える月のことで、普段の月より14%大きく、30%明るいそうです。
この月はいつでも見れるわけではないのですが、今年はスーパームーンの年のようで、7月、8月に続き、今回で3度目。
次回見れるのは来年の9月28日だそうですから、残念ながらこれからおよそ1年間はスーパームーンを見ることは出来ないようです。

ガラタ橋から望むスーパームーン。
でも釣り人は魚の方に気を取られて、月どころでは模様。

カラキョイのフェリー乗り場。
とにかく、明るい!

今年の6月にもスルタンアフメットで大きな赤い月を見ましたが、どうやらそれはスーパームーンではなかったようです。
それでも私は、7月はカズダーで、8月もパリからイスタンブールへ戻る帰りの飛行機の中からスーパームーンを見ることができました。

満月の夜は本当に明るい。

今回の満月は魚座に位置していたため、陰と陽、女性性と男性性、善と悪、光と闇、夢と現実など、極性を統合する日だったようです。
私は色々と心当たりがあることが多かったので、魚座にとって必要な『水』の近くで、昨日も今日も満月の光を沢山浴びて来ました。

うちの近所の裏通りで見た満月。
イスタンブールの怪しい?町並みに似合う。

さて、効果のほどはいかがなものでしょう。
これからどんな変化が見られるか、とても楽しみです。

2014年9月5日金曜日

A Night in Paris -- パリの夜

ロンドンで友だちに会った帰りに3泊したパリ。
8月に初めてパリに来て、歩くのがとても楽しい町だということが分かったので、もっとパリのことを知りたくて、今回も沢山歩いてきました。

1日目から書いて行こうと思ったのですが、イスタンブールに戻って来て早々に見た赤い半月の影響もあってか、今回は最後の日の夜に歩いたパリから。


昼間も綺麗だったけど、夜はまた更に綺麗!

この日は日中3時間ほど歩いたにもかかわらず、夜空に浮かぶ月を見ながらセーヌ川周辺を歩きたくなって、Gare de Lyon駅近くにあるレストランで夕ご飯をいただいた後、駅から1号線でLouvre-Rivoli駅まで行き、Saint-German l'Auxerrois 教会とルーブル美術館の間をセーヌ川に向かって行くと、フランス学士院の右側に三日月が見えてきました。

川面に反射する灯りがキラキラ揺れる。

町全体が薄暗いのですが、ライトアップされた建物や街灯から放たれた光がセーヌ川に反射して、とても幻想的。

フランス学士院。
パリは全てが洗練されている。

私はここで、フランス学士院前の木橋、アール橋を渡り、セーヌ川沿いにノートラダム寺院のあるシテ島に向かいました。
この辺りは初めてパリを案内してもらった時に歩いたこともあってか、一人で歩いていてもなぜかとても安心。

右手に見える塔はエッフェル塔。
パリ中心部は高い建物がないので、
ここからおよそ4キロ離れたエッフェル塔もこの通り良く見える。

セーヌ川のナイトクルーズ。
シテ島を真ん中に、左側が1区、右側が6区。

ノートラダム寺院はセーヌ川の中州のシテ島にあります。
アール橋からしばらくは人通りも車の往来も少なかったように思いますが、鴨が美味しいと言っていたレストランはこの辺りだったかなぁ、、、と思いながら歩いているうちに、ノートラダム寺院が見えて来ました。
橋を渡り右手に行くと、ライトアップされたノートラダム寺院が!

ノートラダム寺院。
聖母マリアに捧げられた教会。


この日は寺院横のスペースでコンサートが。
イスタンブールだと、ギターの代わりにダラブッカかな(笑)

ノートラダム寺院の裏もとても雰囲気が良いので歩きたかったのですが、人通りがあまりに少ないため、そこを歩くのは今回は止めて、Hotel de Ville駅からメトロでホテルへ戻ることに。

パリ旧市庁舎。

私はパリの町を一人で歩いていても怖いと感じることはありませんでしたが、海外を一人で旅するようになってから、常に何かあった場合のことを想定して行動する癖がついているからかもしれません。
これは日本にいるときから多少はありましたが、海外に出るようになって、更に強くなったと思います。

どんな時でも自分の身を守れるのは自分だけ。
無理は禁物です。