2017年10月13日金曜日

Bollywood in Turkey -- トルコでも、ボリウッドがブームらしい

最近矢鱈、トルコ人の友だちの口から、『インド』と言う言葉が出てきます。

ふーん、インドの何に興味があるの?と聞くと、開口一番『映画、ボリウッド!』

だから、という訳ではないのですが、最近観たボリウッド映画の2作品があまりにも良かったので、オススメします。

まずは、"English Vinglish"。
邦題は、『マダム・イン・ニューヨーク』


平凡な主婦、シャーシが姪っ子の結婚式に一人でニューヨークに行くお話し。
英語が話せず、そのことで悔しい思いをすることから、家族に内緒で4週間の英語の集中クラスに通います。

ニューヨークに来た翌日、英語が分からずカフェで上手く注文ができないことからウェイトレスにイライラされて慌てふためく姿は、自分がトルコに来た頃とダブりジーンと涙。
その後、言葉が話せるようになることで、自信をつけ、本来の彼女自身が周囲から認められて行く様子がとても感動的です。

そしてシャーシが身につけているサリーがとってもステキ。
私も着物が着たくなりました。

もう一つは、"3 Idiots"、邦題は『きっと、うまくいく』。

*動画は、日本語の予告編が余りにも酷いので、映画の一シーンからですが、主人公ランチョの親友のひとりラジュの自殺未遂というショッキングなシーンから始まりますのでご注意を。



この映画の内容は、昨今よく言われる「心がワクワクする、好きなことをしなさい」ということに通じています。
人は誰しも生まれながらに持った才能があり、それに沿って生きていきなさい、ということを繰り返し繰り返し、主人公の『ランチョ』は言っています。

Follow your heart.(ハートに従え)
Don't chase success, (become a good engineer and) success will chase you. (成功を追い求めるな。(良いエンジニアになれば)成功が君を追いかけてくる)
そして魔法の言葉、 All is well. (すべてはうまく行っている)

映画の中で主人公のランチョは沢山の名言を言いますが、その中でもこれらは私の心に特に残った3つの言葉。
特に、All is well、すべてはうまく行っている、です。

今の自分である人生は一度きり。
自分が本当は何をやりたいのか、どう生きたいのか。
そしてそれを実際に行動に移すとどんなことが起きるのか。

いずれもそんなことを教えてくれる作品だと思います。

秋の夜長に、笑いあり、涙あり、踊りありのボリウッド映画はいかがでしょうか。


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2017年10月5日木曜日

Love 個人商店

少し前のこと。

近所にある馴染みの八百屋さんで大量にトマトを買った帰り道、ご近所の話し好きのおばちゃんに呼び止められた。

このおばちゃん。
Terziっていって、洋服のお直し屋さんなんですが、お店はどう見ても『がらくた屋』?的な様相。
一度、パンツのファスナーが壊れて、そのお直しをお願いしたことがあったんですが、それがきっかけでお店の前を通るたびよく声をかけられます。

この日もお店の中へ招き入れられ、根掘り葉掘り色々なことを聞いてきます。
話題も沢山。
まあ要は暇で話し相手が欲しいのです。

トマトが重いので何度か持ち替えながら、もう行かなきゃ、というと、まあまあ荷物を置いて、とおばちゃん。
いえ、ここで下に荷物を置くと、ほんと長くなるので、私は絶対に置きません(笑)

で、そのときおばちゃんからトマトの値段を聞かれて私が買った値段を言うと、「それは安いわ。私にはそんな値段で売ってくれないわよ。きっとだから今度買うとき余分に買って、私に分けて」と言います。
いやー、そのおじちゃん(八百屋さん)のとこはちゃんと値段が出てるし、そんなことないはずなんですが、まあおばちゃんにしてみたら、買い物を分けてもらうのはオマケで、目的はおしゃべりしたいだけ。

話しが横道に逸れましたが、トルコはまだまだ個人商店が健在で、私は断然スーパーマーケットよりそんな小さな商店で買い物をします。
トルコは魚も野菜もお肉もキロ売りなので、そういうお店の場合、大体は小数点以下は切り捨ててくれるか、野菜などはきりのいいところまで盛られます。

多少盛られるのならまだしも、トマト5個と言っているのに7個も8個も入れたり、パセリ一束って言っているのに3束も入れてきたり、なんていう八百屋もあります。
もちろん、断りますよ、要らない、と。

顔なじみになると、肉屋さんでお茶を進められたりもします。
最初はびっくりしましたが、お肉を切り分けたり、ミンチにしている待ち時間に、顔なじみにお茶を振る舞ってくれるのは、当たり前のことのよう。

よく行く魚屋さんでは、魚のアラを沢山くれたこともありました。
スープにするのに、助かるんです、魚のアラ。

昨日は買い物に出かけた八百屋さんが、ちょうど一服タイムだったらしく、「他に要るものはありますか?」と来るはずの問いかけが、「クッキー食べる?」でした。
何でも、店員さんのおばあちゃんお手製だそうで。
へー、美味しそう!というと、一枚取り分けてくれた上に、お茶もあるよ!って(笑)


最近「◯○でXXしてたでしょ?」と近所の人から言われることがあるので、店先でお茶をいただくことは辞退して、帰りに行きつけのカフェでチャイをご馳走になりながら、おばあちゃんお手製のクッキーをいただきました。
美味しかった!

しかしトルコって本当に面白い国だ。

Ellinize saglik!


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2017年10月4日水曜日

Feeling Sentimental -- センチメンタルな感じ

2013年7月。
猫3匹連れて日本からイスタンブールへ。
色々な想いを胸いっぱいに詰めて、新しい国での新しい生活。

そんな生活をスタートしたアパートの取り壊しが、いよいよ始まりました。

私が住んでいた部屋は3階。
そこから壊されて行くから余計に、、、

そのアパートの取り壊しを知ったのは、昨年の犠牲祭の頃。
上階からの水漏れの際、アパートの管理人から、
「このアパートは近いうちに取り壊すから、天井は塗り直さないよ」といきなり言われ、
え?
え??
え???と頭が真っ白になったあの日。

それから2ヶ月後には今のアパートに引っ越し、新しい生活が始まりましたが、
実際に取り壊しが始まると、
そのアパートで暮らした3年余りの想い出がフラッシュバックしてきます。

なーんにもなかった、がらーんとした部屋。
好きなものだけに囲まれて暮らそう、
そう決心してのゼロからのスタート。

家具が入り、カーテンがついて、
ガス、電気、水道、インターネットが揃い、
猫も、3匹ばらばらにやって来て、
みんなが揃った7月の終わりに
私と、ミイ、チイ、ちゃー坊の1人と3匹の生活がスタートしました。

生活に慣れるまでしばらくは、大変なことばかり。
そこに母の死、そしてその5ヶ月後にはチイの死。
2014年は思い描いていたことがすべて壊れ、別れの多い、辛いことばかりの毎日でした。

けれど壊れるということは、そこから新たなものが生まれ、
別れるということは、また新しい出逢いがあるということ。

笑い、泣き、ため息をつき。
沢山の想い出でいっぱいの場所が、壊されていく。
けれどこれも新しいスタートを意味するのだと思います。
色々な意味で。

でもね、やっぱりね、ちょっと胸が痛かったりするのです。

沢山の想い出をありがとう、コウノトリ通りの私のお部屋!


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