2016年7月3日日曜日

In Mourning -- 喪に服す

ニュースでご存知の方も多いと思いますが、先月28日の夜にイスタンブールのアタテュルク空港でテロが起き、沢山の方が亡くなりました。



それに続いて、バングラディシュでの人質テロ。
そして昨晩から今日にかけて2回、イラクのバクダッドでも130人以上の方が亡くなる自爆テロが起きました。

どの事件も背景にはイスラム過激派の存在があるようで、イスラム教の印象はどんどん悪くなっていると思います。
本当はそんなことはないのですが、こういった一部の人の極端な思想により、神さまを純粋に信じる人までもがそういった人たちと一括りにされてしまうことは、とても残念なことです。

イスラム教徒が大半を占めるトルコでは、1ヶ月続いた断食月が間もなく終わり、それに続いて砂糖祭という休暇が始まります。
ちょうど夏休みということもあって、国内はもとより、海外に休暇に出かける人や、トルコに里帰りする海外在住のトルコ人も沢山いるはず。

そんな時に起きた空港でのテロ。

アタテュルク空港でテロがあった翌日。
悲劇を嘆くかのようにイスタンブールは大雨でした。

それでも毎日の時間は、いつもと同じように過ぎていきます。

ここイスタンブールに住む私や私の友だちも、心を痛めつつも、休暇の予定があった友だちは予定通り休暇に出かけ、イスタンブールにいる私たちも普段通り、バスにもフェリーにも地下鉄にも乗り、カフェでお茶をしたり、レストランに食事に行ったりしています。
もちろん、友だち同士で色々と情報を共有し、危険と思われる場所や時間帯は避け、今まで以上に慎重に行動するようにしています。


昨年から外国人を狙った事件やテロが相次ぐ中、観光業は大きな影響を受け、トルコの観光地はイスタンブールに限らずどこも観光客は激減しています。
トルコは見所も沢山で、食べ物も美味しく、物価も比較的安いので、年齢を問わず楽しい旅ができる国の一つです。
そんなトルコの観光地がガラガラなのは見ていて寂しいですが、今はただただ、一日も早く今の混乱が治まり、旅行者が安心して旅ができる日が戻ることを、心より願うのみです。

最後に。
アタテュルク空港、ダッカ、そしてバグダッドで起きたテロで亡くなられた方たちの魂が安らかでありますように。
そして怪我をされた方たちが一日も早く心身ともに回復されますように。


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2016年6月15日水曜日

What makes life rich? -- 豊かさとは?

先日、友だちの畑へ行ったときのこと。


イスタンブール在住の友だちに代わって、普段畑の管理をしているアムジャ(おじさん)の家の庭では数十羽の鶏が放し飼いにされており、友だちと私は畑へ行く度に、アムジャの庭で採れた卵を買っています。
この日も畑に行く前にアムジャの家に卵を買いに寄ると、アムジャの奥さんから「お茶を飲んで行きなさい!」と呼ばれ家に入ると、お茶だけでなく簡単な朝ご飯も用意してくれました。

手作りバターで産みたての卵をスクランブルに!
バターの風味が最高で、卵も濃厚。
これにお醤油をかけて、ご飯にのせて食べたい!

黒海のパン、バター、卵、チーズ、そして出来立てのカイマック。

手作りのバター。
バター1キロ作るのに、15〜20キロの生乳が要るそうです。

出来立てのカイマック。
これを冷ましてハチミツと一緒にいただきます。

一見質素な朝食に見えますが、卵は生みたて、バターとチーズは奥さんの手作り、カイマックも私が行ったときにちょうど搾り立ての牛乳を湧かしていて、そのときに出来たものです。

機械も使わず、添加物も加えられていない、一度に沢山作ることは出来ないけれど、家族が食べる必要な分を時間と手間をかけて丁寧に作られた食材。
それらをみんなで囲んでおしゃべりしながらいただく。
なんて贅沢!

庭で放し飼いにされている鶏の卵、周囲の原っぱにこれまた放し飼いにされている乳牛から採れた牛乳、そしてその牛乳から作られたカイマック、バター、チーズやヨーグルト、畑から採れた野菜や畑の周囲に植えられている果樹から採れる果物。

大地も動物も、人間がちゃんとケアすれば、それに応えてくれる。

涼しい時間に働き、暑い時間は鳥のさえずりを聞きながら木陰で休む。
村での時間は、ゆっくりゆっくり。
私にとっては、気持ちをとても豊かにしてくれる、大切な時間です。


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2016年6月13日月曜日

Burglar...? -- 空き巣狙い?

先週のある日。

家で仕事をしていると、玄関のブザーがなりました。

はて?

イスタンブールのアパートのほとんどは、いわゆる『オートロック』で、住民が解錠しないと入り口のドアは開きません。
私が住むアパートも然り。
なので、いきなり玄関のブザーが鳴ると、「ん?」と思うんですが、私もちょうど宅急便を頼んでいたので、部屋番号を間違えたけど、間違った相手が解錠してくれたのかもーと思いドアを開けると、そこには手ぶらの男性が。

「ビュレントさんのお宅はここですか?」と男性。
「いいえ」と私。

「ビュレントさんのお宅じゃないんですか?」と男性。
「いいえ」と私。

「ビュレントさんはここに住んでいないんですか?」と男性。
もう何回同じこと聞くのかなぁ、しつこいなぁ、、、と内心思いながら、「いいえ、住んでいません」と私。

すると、

「ではお隣はどうですか?」と男性。
「分かりません」と私。

それでも引かず、あれやこれや聞いて来るんですが、ふとこの男性の目つきがとても鋭いことと、何だかいやーな感じのオーラを出していたので、「すみません、私トルコ語がよく分からないのでっ!」と言ってドアを閉めました。

ドアを閉めたとき、ふと直感で感じたこと。
『この人、空き巣狙いかも?』

防犯対策として引っ越したらまずはドアの鍵の交換。
中にはドアごと替えるお宅も。

そのとき、思い出したことがあります。
というより、それを思い出したからドアを閉めた、というのが正解かも。

それは、このようにしてアパート内に入った泥棒が、部屋のブザーを鳴らして応答がなかったり、中から人の気配がしないと空き巣に入る、ということ。
トルコ人は結構ご近所の様子を見ている人が多いので、外から泥棒に入られる心配は低いと思っていましたが、こうやって玄関から入られたらアウト。

その人が本当に空き巣狙いだったかどうかは分かりませんが、ドアを閉めた後、もちろんすぐに施錠しましたよ〜

夏になると、避暑のため長期間家を空けるトルコ人も多いので、空き巣狙いのような犯罪はこれから増えるかも、とふと思いました。

大都市でも、比較的ご近所付き合いがまだまだ残っているイスタンブール。
しばらく家を留守にするときは、ご近所さんに一声かけて出かけるのが良いかもしれませんね。


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