家で仕事をしていると、玄関のブザーがなりました。
はて?
イスタンブールのアパートのほとんどは、いわゆる『オートロック』で、住民が解錠しないと入り口のドアは開きません。
私が住むアパートも然り。
なので、いきなり玄関のブザーが鳴ると、「ん?」と思うんですが、私もちょうど宅急便を頼んでいたので、部屋番号を間違えたけど、間違った相手が解錠してくれたのかもーと思いドアを開けると、そこには手ぶらの男性が。
「ビュレントさんのお宅はここですか?」と男性。
「いいえ」と私。
「ビュレントさんのお宅じゃないんですか?」と男性。
「いいえ」と私。
「ビュレントさんはここに住んでいないんですか?」と男性。
もう何回同じこと聞くのかなぁ、しつこいなぁ、、、と内心思いながら、「いいえ、住んでいません」と私。
すると、
「ではお隣はどうですか?」と男性。
「分かりません」と私。
それでも引かず、あれやこれや聞いて来るんですが、ふとこの男性の目つきがとても鋭いことと、何だかいやーな感じのオーラを出していたので、「すみません、私トルコ語がよく分からないのでっ!」と言ってドアを閉めました。
ドアを閉めたとき、ふと直感で感じたこと。
『この人、空き巣狙いかも?』
防犯対策として引っ越したらまずはドアの鍵の交換。 中にはドアごと替えるお宅も。 |
そのとき、思い出したことがあります。
というより、それを思い出したからドアを閉めた、というのが正解かも。
それは、このようにしてアパート内に入った泥棒が、部屋のブザーを鳴らして応答がなかったり、中から人の気配がしないと空き巣に入る、ということ。
トルコ人は結構ご近所の様子を見ている人が多いので、外から泥棒に入られる心配は低いと思っていましたが、こうやって玄関から入られたらアウト。
その人が本当に空き巣狙いだったかどうかは分かりませんが、ドアを閉めた後、もちろんすぐに施錠しましたよ〜
夏になると、避暑のため長期間家を空けるトルコ人も多いので、空き巣狙いのような犯罪はこれから増えるかも、とふと思いました。
大都市でも、比較的ご近所付き合いがまだまだ残っているイスタンブール。
しばらく家を留守にするときは、ご近所さんに一声かけて出かけるのが良いかもしれませんね。
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