昨日は友だちに誘われて、ちょっと面白いセミナーへ行ってきました。
セミナーのテーマは、『未来の記憶』。
ギリシャ人で、催眠およびリグレッション(過去生?)セラピストのナソス・コミナオス氏がスピーカーで、未来の記憶を持つポール・ディナック氏について話してくれました。
スイス人のポール・アマデウス・ディナック氏は、300日以上昏睡状態にあった後、1921年に覚醒するのですが、覚醒した後、鏡を見て愕然とします。
というのも、鏡の中にいる自分は自分が知っている自分ではない、全く知らない男性。
彼の記憶の一部が他の誰かに入れ替わってしまったことは、彼の幼なじみや、子どもの頃からの主治医によっても証言されています。
彼の身近にいた人が誰だかを、彼は全く認識できなかったのです。
ディナック氏はその後ギリシャに渡り、ギリシャでドイツ語とフランス語を教えながら暮らし、1922年に結核にかかり再びスイスに戻り亡くなりました。
ギリシャを離れる際、教え子であったパンテノン大学のパパハトツィス氏に当時毎日書いていた日記を残したのですが、その後日記を読んだパパハトツィス氏はびっくり。
というのも、そこには当時からおよそ2000年先の、3900年代の未来のことが書かれていたからです。
その中でも、2点、コミナオス氏が、「ここ(資料のパワーポイント)は写真を撮って、みなさんの子どもや孫たちに是非残してください!」と強調した出来事が二つあります。
一つ目は、『火星への移住が可能になる』こと。
2204年に人類は火星への移住を可能にしたのですが、それからおよそ60年後の2265年に火星で起きた悲惨な物理的災害によって2,000万人の人が死亡。
助かった人たちは皆、地球に戻って来、それ以来人類は火星に住むことを断念したようです。
そして二つ目は、『この世界が終わる』こと。
今現在も問題になっている世界人口の増加は今後も続き、食料や燃料をめぐる絶えることのない小さな争いは、2309年についに熱核戦争にまで発展し、スカンジナビアおよびバルト海沿岸の国を除くヨーロッパ(およびその他の国)は破壊され、今私たちが知る『世界』は終わってしまうそうです。
けれど、それで人類は終わらなかったのです。
そのとき生き残った北欧の人たちはその後、「Samith」という思想を中心に世界を復興させて行きます。
ここで、私はこの「Samith」という言葉にとても強く魅かれました。
というのも、北欧の更に北にあるラップランドには、サーミ人(Sami)という先住民族がおり、この「Samith」と言う言葉は、サーミ人に関係しているのではないかと、感じたからです。
この「Samith」とは何でしょう。
そして生き残った人たちは、それからどんな世界を築き上げていったのでしょう。
それについては、また次回!
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