2015年4月6日月曜日

A Warm Sunny Sunday -- 晴天の日曜日

昨日は、やっとやっと、本格的な春を感じさせてくれるような、陽射しがいっぱいの暖かい日曜日となり、寒さで出不精な私も久しぶりに海岸通りを散歩してきました。


うちの前の通りからはブルーモスクとアヤソフィア博物館が見え、ほんの5分ほど歩くと、マルマラ海に面した遊歩道へと出ます。
ここは視界を遮るものが全くないため、対岸にあるブルーモスク、アヤソフィア博物館、そしてトプカプ宮殿が一望でき、天気の良い日には地元の人で賑わいます。
私も友だちと一緒のこともあれば、一人でブラブラしたり、ベンチに腰を下ろしてぼーっと景色を眺めたり、本を読んだりと、ここに住むようになってから、家以外の場所で一番沢山の時間をここで過ごしているかもしれません。

被毛が夕陽に染まってきれい。
考えていることは、「ごはん、なあに?」かな。

この子はまだ若い。
ごはんもだけど、とにかく「撫でて〜!」

特に夕暮れ時は、西に太陽が沈んで行く様が本当に美しい!

海が黄金色に染まる時間。
右側にはスルタンアフメット歴史地区が見えます。

ここからスルタンアフメットの景色を見ていつも感じることは、アヤソフィア博物館の存在感の大きさ。
イスタンブールで最も古い建築物であるアヤソフィアは、イスタンブールがまだコンスタンティンノープルの時代に建設され、2度の焼失を経て、537年頃に現在のアヤソフィアが再建されたそうです。

右側がアヤソフィア。
シルエットでも存在感の大きさが感じられます。

東ローマ帝国がこの地を支配し、後に十字軍、そしてオスマン帝国によって陥落されてから現在に至るまでの何世紀もの間、アヤソフィアは人間が繁栄し衰退していく様を、繰り返し繰り返し見守っていたのです。
そういった背景があるからこそ、歴史に疎い私でさえも、アヤソフィアを見るだけでその歴史の重みを感じるのかもしれません。

2015年4月5日日曜日

A Treat! -- ごちそうさま!

私がイスタンブールに戻ってからずっと晴天が続いていますが、今年は気温が低く、朝夕の外出時にはまだコートが必要なくらい。
いつになったら本格的な春になるのだろう、と毎日思いますが、イスタンブールは春が短いため、気がついたら『夏』になっているのかもしれません。

陽射しは強いけれど気温は低く、日陰に入ると寒いくらい。
それでも晴天の週末ということもあって、
海岸通りは大勢の人で賑わっていました。

気温が低いとどうも籠りがちな私ですが、昨日は友だちと家の近くの魚料理のレストランへ行ってきました。

日本の魚料理は最高に美味しいのですが、トルコの魚料理も中々。
そしてトルコでは、"Rakı, Balık"というくらい、魚料理を食べるときには、決まってRakı (ラク)というトルコのお酒をいただくのが習わし。

最初はきつく感じるラクも、慣れると美味しい。
(写真はdijimecmua.comより拝借)

ラクはブドウから作られた蒸留酒で、水を加えると白く濁ることから『ライオンのミルク』とも呼ばれています。
アルコール度は45%〜50%ほどありとても強いお酒ですが、私はこれまでラクで悪酔いした経験はありません。
イスラム教では飲酒は禁止されているようですが、トルコは飲酒にはとても寛容で、トルコ共和国建国の父、アタテュルク初代大統領もラクが大好きだったとか。

魚料理のレストランではいつも大体同じものをいただくのですが、この日も美味しい前菜や料理をお腹いっぱい食べて、さあお会計、と友だちと伝票をチェックしていると、隣のテーブルから何やら紙が飛んできました。

見ると、50リラ札!

私たちの隣で飲食していた4人のおじさんたちの一人が、遠慮する私たちに「いいから、いいから」、「君たちはお客さまだから」と50リラを返そうとするにも受け取ってくれず、結局は「ありがとうございます!」とありがたくいただくことに。

おじさんたちは、私たちを「トルクメニスタン人か、ウズベキスタン人」と思っていたようでしたが「日本人」だと分かると、一人のおじさんが「うちで仕事をしないか?」と(笑)
別のおじさんは、とても高級なラクを勧めてくるしで、席を立とうにも立てないでいると、ギャルソンのおじさんが、「この人たちはマルマライを作ったんだよ」と言うと、「ほお〜」とおじさんたち。
もちろん冗談ですが、ほろ酔い気分のおじさんたちはすっかりこの話しを信じていたようです。
※『マルマライ』とは2013年10月に開通したヨーロッパサイドとアジアサイドを結ぶ、海底鉄道トンネルのこと。

イスタンブールに住んでおよそ1年10ヶ月。
外国人故にぼったくられたりすることもありますが、一方でこんなおもてなしを受けるところが、トルコの面白いところでもあるのです。

2015年4月3日金曜日

Visiting Home in Sakura Season -- さくらの季節に

3月20日から昨日、4月2日まで、日本に一時帰国していました。


今回は仕事で呼んでいただいたので時間的な制限があったとは言え、行く先々で友だちが温かく迎えてくれ、とても楽しい時間を過ごすことができました。
コーヒー占いに始まった今回の旅。
大阪、金沢、埼玉、東京で、友だちのお宅でお世話になりながら、美味しいものをいただき、温泉や神社へ行ったり、夜遅くまで語り合ったり、1日が24時間では足りないほど、とても充実した毎日でした。


日本での時間をより楽しくしてくれたみなさん、本当にありがとうございました!
そしてお会いしたかったけれど、お会い出来なかったみなさん、ごめんなさい。


実はイスタンブールを発つ前日に、昨年2月に発症した坐骨神経痛が再発。
一時は帰国を延期することも考えましたが、治療や、極力安静に出来るようにと友だちが助けてくれたお陰で、翌朝には大分回復し、予定通り出発することができました。

日本に着いてからは、毎日お風呂に入ったことが幸いしてか、事前に予約しておいた鍼治療を東京で受ける頃には、すっかりと言って良いほどまで回復。
しかも私の脈を診た鍼の先生が、以前より『脈』が強くなっていると。
同じようなことを大阪でマッサージを受けている先生からも言われていたものの、やはり疲れがたまっていることは否めないので、予定はいつもよりもかなり控えめに。
でも結果的には、よく働き、よく遊びました。


日本に到着したときは、3分咲きだった桜も、途中満開になり、昨日ははらはらと桜が散る中、東京を後にしてイスタンブールに戻りました。


2011年に起きた東日本大震災以後、後になって気付くのですが、いつも桜の季節は節目となるような出来事が起きていました。
今年もそのような予感はしていますが、それが何なのかはまだ分かりません。
でも今までもそうだったように、その『何か』はきっと私の人生をより善いものにしてくれるものだと信じています。