昨日は久しぶりに島に行ってきました。
遠くに見えるのがアジア大陸。 |
大勢の人が住む町に暮らしていると、
耳に入ってくる音の多いこと。
車の音や、生活音などもですが、
人と関わることが多ければ多いほど、
そこから入ってくる情報も多く、
「もう、おなかいっぱい!」
となることもしばしば。
トルコは
国の締め付けが日毎に強くなっているように感じられ、
特に昨年7月のクーデターからしばらくは、
国の将来に絶望的な人も多く、
ピリピリした空気でいっぱいでした。
それは今でもあまり変わっていませんが、
冬にアメリカに旅して感じたことは、
どこの国でも似たような問題を抱えている、ということ。
小さいけれど、 ここにもビザンチン時代の名残があります。 |
恐らくその根源には、
国に対する依存というか、
期待というか、
そんなものがあるのではないでしょうか。
ここ最近の世界の在り方を見ていると、
そろそろ本当の意味の
『自立』が問われる時代になってきているのではないか、
そんな風に感じています。
ただ、自立といっても、
ひとりで何でも
というのはやっぱり無理があるし、
『人』という漢字が現しているように、
人はお互いを支え合い、
得意なことをわかち合いながら生きていくことが
幸せに生きていく一つの方法ではないか、と思うのです。
観光客が少ないので、自由に野山を走り回る馬たち。 でも彼らの多くは純粋な馬ではなく、ロバと掛け合わせたラバ。 |
私はここで『外国人』だからかもしれませんが、
何があっても日々の生活は変わりません。
自分を取り巻く環境が変わっても、
自分がどうありたいか、
どう生きたいか、
それを実行することで、
環境に左右されにくい生き方が実現するのではないかと、
ここで出逢った人たち、
経験した多くのことから、
教えてもらっています。
そんな気持ちで島に向かったこともあってか、
馬たちに迎えられ、
空には小型の鷹が飛び、
海には沢山のイルカが泳ぎ、
七色の光を放つ太陽を眺め、
温かく穏やかな一日を過ごしました。
小さいけれど3羽の鷹。 |
こちらは更に分かりづらいけれど、2頭のイルカ。 この群れには恐らく10頭以上いたようです。 |
思い悩むよりは
まず行動。
もうすぐ立春。
自然界では多くの命が芽吹く時期です。
忙しい時間から少し距離をおいて、
自然の中に身を置き、
その有り難い息吹を感じることも
大切だと思います。
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トルコの政治の行方、ちょっと気になりますね・・・・って、ポーランドだってかなり振り子が右に揺れて外国人の私としてはちょっと、いただけない状態です。不安的な一時的な過渡期だと思いたいのですが、どうでしょう。そんな心配もありまして、いつでもすぐ動ける準備はしておかなければ、と肝に銘じています。
返信削除黒猫一家の母さま、
削除いつもコメントありがとうございます。
個人的には、どの国も形は違えど、本質的には同じ問題を抱えているように感じています。誰もがこれまで隠してきた本質と向き合い、どういう世界に生きたいのか、そのためには何をしたら良いのかを問われているような気がしてなりません。