1月のある朝の空。 |
家の中が今までになく
広く感じます。
小さな身体だったけれど、
その存在は
とってもとっても大きかった。
ミイちゃんのことは
毎日思うのですが、
ことさらに思い出すのは
旅立つ前の日の朝のこと。
その前日の夜から夜半にかけて
3回痙攣を起こしたミイちゃん。
大丈夫、大丈夫と
ミイちゃんに、私に言い聞かせながら過ごした夜。
やがて東の空が明るくなって、
ミイちゃん、朝になったねーとカーテンを開けると、
それまで横になっていたミイちゃんが起き上がり、
姿勢を正すようにして
朝陽でピンク色に染まる空を
じーっとじーっと見つめていました。
その姿があまりに神々しくて、
私は朝焼けに染まる空よりも、
そんな空を眺めるミイちゃんのことを
ずっとずっと眺めていました。
そしてその翌日の明け方、
穏やかに過ごしていたミイちゃんの様子が一変したとき、
急いで朝陽が差し込むサロンのカーテンを開け、
ミイちゃん、朝になったよ、と声をかけたものの、
ミイちゃんは火曜日の朝陽を見ることはありませんでした。
もしかしたら
ミイちゃんは知っていたのかもしれません。
火曜日の朝陽を見れないことを。
実際には
火曜日の日の出の時間には生きていたんですが、
太陽を感じられる感覚が
そのときはもうなかったのかもしれません。
月曜日の朝にじーっと空を見ていたミイちゃん。
『ミイちゃん』として見る最後の朝陽を
しっかりと心に焼き付けているようでした。
その姿を思い出すたび
ミイちゃんってすごい猫だ!と、
悲しい気持ちよりも感動している自分がいます。
でも。
今ちょっと心配なのが、
一緒に日本からきたちゃー坊。
ちゃー坊は推定3ヶ月でうちの子になってからというもの、
いつも側にはミイちゃんがいて、チイちゃんがいました。
左から、ちゃー、チイ、ミイ。 ちゃー坊が小さい! |
トルコにも一緒二やって来た
いつも自分を護ってくれた2匹に旅立たれ
自分よりはるかに年下で
怖いもの知らずのお転婆さん、
つーと2匹、
これからどうしたらよいのか、、、
そんなちゃー坊の心中を思うと、
その不安や寂しさははかりきれないものかと。
でもね、ちゃー坊。
ミイちゃんもチイちゃんも、そしてちゃー坊も
ご縁があってうちに来た子。
それはつーも同じ。
そして、つー。
ちゃー坊と遊びたいのはわかるけど、
ちゃー坊はつーよりずーっとおじいさん。
ちょっかい出されるのが嫌いなの。
だからね、ちゃー坊とうまく距離を保つことを学んでね。
3匹でいるときはいつも2匹の間にいたね。 この距離感を大切に!(つーへ!) |
2匹がいい感じで距離感を保ちながら、
それぞれが健康で幸せでいてくれることが
私が唯一望むこと。
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窓辺の3にゃん、良い写真だね。ミイちゃんの腕がたくましいこと!
返信削除つーちゃんと、ちゃー坊くん、うまくやっていけるよね。絶対。
ミイちゃん、チイちゃんも一緒だものね。
marieさん、ありがとうございます。
削除この写真は、ホント懐かしい♡ちゃー坊はこのまんま大きくなりました。
ちゃーとつーは、2人でいることにも段々慣れて来たかな。marieさんが書いているように、姿は見えなくてもミイもチイもいっしょ。いつも見守ってくれていると思います。