今月もあっという間に一ヶ月が終わろうとしています。
まだブログに書けていませんが、今月の初めには今年の4月から5月にかけて行ったイスラエル旅行で仲良くなった人たちが日本からトルコへ来てくださり、とある大学の宗教学の先生からイスラム教についてお話しを伺ったり、また聖書の黙示録に登場する西トルコにある7つの教会を、いっしょにまわって来ました。
そして先週はロイ・リトルサンが1年ぶりにイスタンブールを訪れ、ロイのイスタンブールでの用事の合間にカーリエ博物館へ行ってきました。
今年、イスラエル旅行に行った辺りから、キリスト教、スーフィー教、イスラム教に関連する出逢いが続いています。
その中でも特にキリスト教は、幼少時代から親しみがあり、大学時代に一度読んだ聖書を、興味のある箇所だけでも、再び読み解いてみようかと思っています。
一度読んだとは言え、ずいぶん前のこと。
どんな発見があるか、楽しみです。
さて、明日、トルコでは総選挙が行われます。
これは今年6月に行われた総選挙で過半数割れした現政権のAKPが、連立協議にも失敗し、単独政権への返り咲きを目指して再選挙に持ち込んだと思って良いでしょう。
そして今回も6月の選挙同様、鍵を握るのはクルド系政党のHDP。
AKPはクルド人の武装組織PKKとHDPを一体としてみなすことで、クルド系の支持を取り戻したい考えがあるようですが、「(HDPへの)イメージ悪化を狙った政府の目論み」といった声もあり、また10月10日にアンカラで起きた史上最悪の爆弾テロ事件に対して政府の治安対策への批判が強まっていることから、AKPが再び現在と同じ少数与党という結果で終わる可能性もあると指摘されているようです。
今日、外出先から家に戻る途中、HDPのブースの前を通ったら、ちょうど関係者が道行く人たちといっしょにダンスをしていました。
ギャラリーの中に小さな子どもを連れた黒人のカップルがいたのですが、その子どもをHDPの支持者が抱き上げ、父親が別の支持者と手をつなぎ踊っている姿がとても印象的でした。
非暴力を掲げているHDP。
明日の選挙では、トルコという国を正しい方向へと進めることが出来る人たちに支持が集まりますように。
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