2016年11月5日土曜日

Internet Regulation -- インターネット規制

昨日の朝。

メールチェックをしようとPCを開け
ネットに接続したのですが、
めちゃくちゃ遅くて、
ホイルはずーっと回ったまま。

待てども待てども中々繋がらず。

Facebook、Twitter、YouTubeの大手SNSについては、
全くというほど繋がらず。

トルコ国内で何かあると、
度々こういうことが起きるのですが、

「昨日何かあったっけ?」と思いながら
近所に新聞を買いにいくついでに
バッカルのおじさんに聞いて見ると、

「昨日、フェネルバフチェと
マンチェスターユナイテッドの試合があったから、
そのせいじゃないか?」
とのこと。

ええ、そんなことで?!
と驚きつつも、
何故か納得。

でも実はそんなことではなくて、
3日の夜に
『テロを支援した』との容疑で、
クルド系住民の支持基盤を持つ
国民民主主義党(HDP)の党首2名を含む複数名が
当局により拘束されたことが原因のようです。

トルコでは、
先月の終わりにも
「政府を批判する記事を書いた」として、
左派紙であるCumhuriyet紙の編集長ら十数名が
拘束されています。

拘束されているジャーナリストのコラムは
空欄のまま掲載。

言論の弾圧が拡大していることに
アメリカも深い懸念を示しており、
そのせいもあってか、
トルコリラは暴落。

『通貨の価値=その国の信用度』という常識から考えると、
今のトルコの在り方は、
国際社会の信用を失いつつあるように感じてしまいます。

ソーシャルメディアサービスへの規制は、
11月5日23時現在、緩和されているようですが、
状況次第では、今後もまた同じようなことが起こりうるかもしれません。

そうならないことを強く願います。


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