2016年12月22日木曜日

Good bye for now -- お別れ

10日ほど前のこと。

私にとって一番大切な
家族のような友だちのお母さんから
先月の30日に
お父さんが事故で亡くなったと
連絡がありました。


亡くなったお父さんに
私は随分とお世話になって、
お父さんの『建築家』という職業柄、
前に住んでいたアパートを一緒に見に行ってもらったり、
はたまた家の保証人になってもらったり、
2013年の7月に
日本からイスタンブールに引っ越して来た際には、
友だちから車を借りて
私とちゃー坊を空港まで迎えに来てくれて。

それ以外にも、
トルコに引っ越す前のこと。
まだ旅行でトルコに来ているときには、
アナドルカバウのヨロスやエディルネに
連れて行ってくれました。

一度も
Noと言わず、
怒ったことはもちろん、
大声をあげることもなく、
もの静かだけれど、
それでもいつも微笑んでいて、
とても温かい人でした。

今年の8月に
学業のために今はアンカラに住む友だちを訪ねたとき、
トリリイェにアトリエを開いたことを聞いて、
電話しよう、
アトリエに行こう、
そう思っていたのに、
こんなことが起きてしまい、
電話で話すことも、
アトリエを訪ねることもしなかったことを
とても後悔しました。

先週の週末はそのアトリエでお父さんのお別れ会が開かれ、
私もお父さんのいないアトリエへ出かけてきました。


お父さんの突然の訃報に
大勢の人たちが集まり、
お父さんの作品が展示された中で、
お父さんの子どもたちが用意したスライドを見ながら、
誰もがみんなお父さんのことを思っていたと思います。

私は優しかったお父さんのことを思いながら、
こんなに早く会えなくなってしまう日が来るなんて、
考えていなかった。

けれど、そんな日は突然やってきます。


これからは、
会いたいときには先延ばしせず、
伝えたいこともすぐに伝え、
やりたいこともすぐにやる。
出来るだけ後悔が少ない人生であるよう
努めたいと思います。

お父さん、ありがとう。


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