2015年2月21日土曜日

Northern Lights -- オーロラ

昨晩、旅先から無事にイスタンブールへと戻って来ました。

今回の旅先は、北欧のフィンランド。
フィンランドへ行った目的は二つ。
オーロラを見ることと、フィンランドに住む少数民族のサーミ人の文化に触れること。

でも期待以上にそこには多くの出逢いがあり、気付きがありました。
それについては追々書いて行こうと思っていますが、まずは興奮覚めやらないオーロラから。

今回私がオーロラを見るために訪れた場所は、ラップランド北部にある町、サーリセルカ。
ラップランドは、3日いれば1度はオーロラが見れると言われているほど、オーロラの出現率が高い地域の一つです。
アイスランドや、ノルウェイのトルムソも有名ですが、私は単にラップランドという名称の響きで決めました(笑)

さて、肝心のオーロラですが、到着して2日目に美しいオーロラを見ることが出来ました。
20時くらいから1時くらいの間がオーロラの出現率が高い時間帯のようですが、この日は18時半ころから出始めていたそうです。
私は19時過ぎ、ホテルに向かって歩いているとき、私の歩くスピードに合わせるかのように後ろから伸びて来る雲のようなものを感じ、え?と思って足を止めた瞬間、その雲がひゅーっと東の空へと伸びたと思ったら、その伸びた雲の周辺が緑色に!
それがこのオーロラ!


まるで龍のようなオーロラ。
もちろん実際に龍を見たことはありませんが、もし見れたらこんな風に空を泳ぐのだろうなぁ、と思わせるくらい、その動きは本物の龍のようでした。



そしてこの後、サーリセルカでもオーロラがよく見えるという教会の方へ。
そのときは2本のオーロラが見えました。



そして21時半から、町の灯りから遠ざかるためにサーリセルカから車で移動中に、途中でとても大きなオーロラに遭遇!




オーロラの動きはまるで生き物のよう。
すーっと伸びたかと思うと、ゆらゆらと揺れたり。
色もこのときは肉眼では緑しか見れませんでしたが、薄くなったり、強くなったり。





この間、およそ15分ほど。
現れては消え、また現れたたかと思うと、形を変え、空に美しい姿を見せてくれたオーロラ。
私たちが見たこのときのオーロラが、どうやらこの日一番大きくそして光も強かったそう。
この後は天候が良かったにもかかわらず、このときのような大きく強い光を放つオーロラは見れませんでしたが、360度見渡せる大きな空は、終始オーロラの光にうっすらと覆われていました。



真っ暗に見えるかもしれませんが、
夜空に星とうっすとですがオーロラが出ています。
この日は沢山の流れ星も見ました。

この翌日も天気は悪かったのですが、行く!と決めていたので、20時からのツアーに参加しました。
この夜は、サーリセルカから北東にある、ネリムというロシア国境の地域へと向かいました。この地域は、風さえ吹けば晴れ間も期待できると言われているのですが、残念ながらこのときはほぼ無風状態。
結局空は厚い雲に覆われたままで、オーロラは見れず。
でもガイドをしてくれたフィンランド人の運転手さんから、興味深い話しを沢山聞けて、楽しい時間を過ごすことができました。

北欧の人たちは、オーロラは神様の世界と人間の世界を結ぶものと信じているそうです。

2 件のコメント:

  1. おかえりなさい!!
    そして、念願のオーロラに会えておめでとう!!
    素晴らしい体験でしたね。シェアをありがとう!!
    これは、tamaちゃんにとても必要な経験で
    ラップランドに招かれたんだなあと感じました。
    まさしく「龍」だね、このオーロラ!
    書ききれない分は、またゆっくり話をきかせてください。
    私も、地味ですが(笑)昨日、東京出張から帰ってきました。
    お互いに、バージョンアップしまくろう!!(笑)

    返信削除
    返信
    1. 真理子さん、ただいま!そしてありがとうございます!
      本当に素晴らしい体験でした。これほど太陽を、宇宙を、そして神様を身近に感じたことはなかった。そして北欧の暮らしも『足る』こと、そして『在るものを楽しむ幸せ』を再度教えてくれました。
      さあ、お互い次に進みましょう!

      削除