2015年1月12日月曜日

Ben Beyaz Kapadokya -- 真っ白なカッパドキア

先週、日本から遊びに来てくれた友だちと一緒に、カッパドキアに行ってきました。

チャウシンの岩窟住居。
かつてはここに人が住んでいたそう。

トルコ人の友だちからは、冬のカッパドキアは寒いし雪が降ったら気球も飛ばないけれど、でも雪化粧したカッパドキアは最高に綺麗だよ、と聞いて朝早くイスタンブールを発ち、カッパドキアへ着くと、天気は晴れ。
けれどその日の夜から雪が降り始め、翌朝窓を開けると、そこには真っ白なカッパドキアが!

真っ白なギョレメパノラマ。
これまで何度も見て来たけど、
この日のギョレメはとても神聖な感じがした。

到着したその日のうちにタクシーでギョレメ近辺の観光スポットは全て周ったので、2日目はツアーに入らず、1日目のタクシーの運転手さんにお願いして、自分たちが行きたい場所に連れて行ってもらいました。

カッパドキアは見所が多いのですが、中でも私が一番好きなのはパシャバー。

雪のパシャバー。
静か過ぎて、雪の音が聞こえるほど。


カッパドキアははるか昔、エルジエス山とハサン山の噴火によって出来た町。
度重なる噴火により降り積もった火山灰が何層にもなり、それが雨や雪、風により浸食され、あのような二つとないユニークな町を創り出したのです。
その様子がとても良く分かるのが、このパシャバー。
今回一緒に訪れた友だちも、このパシャバーをとても気に入り、初日に続き、2日目も雪のパシャバーを見に行きました。

右端の上の部分が落ちそう。
かつては右のように首の部分がしっかりとあったはず。
パシャバーは奇岩の変化が良く観察出来て、本当に面白い!

タイムスリップしそうなスポット。
カッパドキアは磁場が強いみたいで、
滞在中はずっと耳が詰まりっぱなし。

前日、青空を背景に見た世界とは全く違う世界のパシャバー。
特にこの日は奥の方に行く人は全くいなかったようで、雪がしんしんと降る中、奇岩に囲まれていると一体どこにいるのか分からなくなるほど。
そんな中、小さな鳥が飛んでいたり、木々の蕾が膨らんでいるのを見ると、そこに生命の温度を感じたり。

前日のパシャバー。
気温は低かったけど、太陽の光が温かかった。

浸食している様子が良く分かる。

カッパドキアの『天の岩戸』?

スターウォーズの世界。

そして今回初めて行ったデリンクユ地下都市。

ここから地下85メートルまで、Let's go!

この地域には複数の地下都市があると確認されていますが、現在公開されているのはデリンクユ地下都市と、そのすぐ近くにあるカイマクル地下都市の二つ。
いずれも作られた年代ははっきりしていないようですが、紀元前から存在し、ローマ帝国から逃れた初期のキリスト教徒たちがここに隠れ住んでいたと言われています。

地下深くに住めたのは、この通気口のお陰。
吸い込まれそう。

収容人数はおよそ2万人。
容易に侵入できないよう、ところどころに石の扉が配置され、通路は狭く一人通るのがやっと。
しかも天井が低いため、大抵の大人は腰を屈めなければなりません。
構造もまるで蟻の巣のようで、構造を熟知していないと、迷うことは必須。
私たちも何度迷ったことか。

ところどころにある、石の扉。
重さは5,600キロあり、外側からは開かない仕組み。

そして一番下の一番奥にお墓がありました。
入り口はライトアップされていましたが、中にはライトはなく真っ暗。
それでも私は何となくそこに誘われているような気がして、懐中電灯を灯し中へ。

低い通路を屈みながら歩いているとき、少し緊張しましたが、通路を抜けてお墓のあった空間へ出ると、ふわっと温かい空気に包まれた気がしました。
お墓の主は誰かは分かりませんが、地下の一番奥の奥にあったということは、やはり身分の高い方だったのかと。
お墓のあった場所に手を合わせ、地上を目指しました。

地上に出る手前で撮った写真。
雪と一緒にお墓の主が降りてきたのかな?

その後、地上を目指す途中で撮った中にこんな写真が。
お墓の主が、ちょっと降りて来てくれたのかもしれませんね。

ちなみに、これは私の主観ですが、お墓内部に入っても、そこで写真は撮らない方が良いと思います。

*今回泊まった宿
Vezir Cave Suites
  Gaferli mah unlu sok. 50180 Goreme, Nevesehir
  Website:  http://www.vezircavesuites.com/

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