しばらく前までは、記憶はあるものの思い出せない夢ばかりを見ていたのですが、ここ最近はとても鮮明な夢をよく見るようになりました。
うちからは日の出が見えないので、日の入りを。 でもこれは数日前のもの。 ここしばらくイスタンブールの天気は荒れ模様。 |
そんな中迎えた元旦の夜。
初夢、見ました!
夢の内容を話してはいけないという説もあるので詳しくは書きませんが、出て来たのは、『人間関係』を象徴するような『もの』と『人』。
昨日のエントリーで、『物事はそう思うからそうなる』と書きましたが、夢も同じです。
夢の中に登場したものを、顕在意識で判断するのではなく、夢の中で自分がどんな気持ちでいるかが、夢の本質なのではないかと私は思います。
例えば、カラス。
日本では多くの人がカラスを『不吉な生き物』だと言います。
恐らくそれはカラスの色も関係しているかもしれません。
黒という色は、闇を現すことが多く、そこに何があるか分からない『闇』に、不安を感じる人も多いと思います。
ある日、東京のオフィスで仕事をしているときに やって来たカラス。 お昼ご飯を分けた後、おやつも食べに来ました。 |
逆に白い鳩。
これは平和を象徴しますね。
白という、曇りや汚れのない色は、何もかもがクリアで黒とは真逆の意味を感じる人も多いでしょう。
猫も好き嫌いがはっきりしている生き物ですね。 私はかれらの柔軟できままなところが大好きです。 |
イスタンブールで空高く飛んでいるのは、 この大型のカモメ。 飛んでいる姿は近くで見ても迫力あります。 |
人はほどんどの場合、既成概念や固定概念によって、自分の身に起こった様々な出来事をそれと結びつけ、そう思い込んでしまいます。
先出の黒いカラスもそうですよね。
カラスの夢を見たから不吉なことが起きるかもという思い込みによって、何か自分にとって良くないことが起きると、それを『不吉』だと思い込んでいるカラスに結びつけて、カラスはますます悪者になってしまいます。
カラス、かわいそすぎます。
以前ロイにカラスは何を象徴するの?と聞いたところ、カラスは見えない世界へ行ける動物だ、と言われました。
全ての創造物は偉大なる意味をもつとするネイティブアメリカンの間では、黒い姿のワタリガラスは、世界に光をもたらした存在。つまりワタリガラスの存在がなかったら、この地球は未だ闇に包まれていた、というのが彼らの伝説です。
私は空に自分の意識を投影したり、 動物の行動から何かを受け取ることが多いので、 何時間でも見ていて飽きないのです。 |
夢は潜在意識の現れです。
普段自分が意識していないことが『夢』という意識に出て来るわけですが、先にも書いたようにポイントは、そのとき自分はどう感じているかです。
そこにまだ怒りや恐怖などを感じるときは、それに対する執着が残っているのかもしれません。
けれど、それをジャッジせず観察している自分であったら、物事はすべて自分の取り様です。
彩光。虹色はワクワクのもと。 |
私が今回見た夢は、まるで昨日の火事の続きを意味するようなものでした。
夢の内容をちょっと話すと、それは何かを作っている夢。
火が全てを焼き付くし、再生を意味するならば、まさに作ることは再生です。
今年は他にも、新しい出逢いを象徴する出来事が届いているので、それらを楽しみに毎日を過ごして行こうと思います。
みなさんの初夢はいかがでしたか?
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