最初プリンスズ島に行こうかと思ったのですが、友だちがヨーグルトが好きだと言うので、ボスポラス海峡沿いにあるカンルジャという町へ、ヨーグルトを食べに行ってきました。
観光シーズンには、カンルジャに到着すると ヨーグルト売りのお兄さんが船に乗って来ますので、 そのときにはフェリーの中で食べることも可。 |
ヨーグルトというと大概はブルガリアを思い浮かべると思いますが、トルコ人によるとここカンルジャがヨーグルト発祥の地で、ブルガリアへはここのヨーグルトが持ち込まれたとか。
インターネットで調べてみると、ヨーグルトの発祥はブルガリアとする記事が多いものの、『ヨーグルト』という言葉の語源はトルコ語だし、その製法もトルコ式。
この日はお天気の週末とうこともあって、カフェの外も中も人でいっぱい。 |
ヨーグルトは、元々は動物の皮で出来た袋の中に搾った乳を入れたものが発酵したのが始まりと言われています。
それを思うと、遊牧民だったトルコ人が偶然出来たヨーグルトをそのようにして持ち歩き広めた、というのが自然な流れではないでしょうか。
そもそもブルガリアもかつてはオスマン帝国の領土だったし。
で、肝心のカンルジャのヨーグルト。
とにかく、美味しいのです。
友だちは中サイズではちみつ、私は小サイズで粉砂糖。 それぞれ11.5リラ、5.5リラ。 さっぱりしていても、表面に膜が張ってる。美味しい! |
トルコ人はヨーグルトをとても沢山食べるので、スーパーでも沢山の種類が『キロ売り』されていますし、ヨーグルトを作っている家庭も沢山あります。
でもここのヨーグルトは私がこれまで食べた中でも、ダントツにうまーい!
乳くさくないし、酸味もやわらかで、とにかくさっぱりしているのです。
そしてヨーグルトのトッピングには、粉砂糖、ハチミツ、ジャムの3種類から選べますが、ここでは絶対に『粉砂糖』がオススメ。
向こう側の大きな船はエミノニュ行き。 手前の黄色い小さな船は、海峡を横断する水上タクシー。 確か5リラくらいだったかな。 |
ヨーグルトを食べた後は、丁度エミノニュ行きのフェリーがあったので、プチボスポラスクルーズを。
お天気の良い土曜日とあって、ガラタ橋の上は釣りをする人がびっしり。
ところ狭しと、人、人、人! こんなにくっついて釣りして、糸が絡まないのかしら? |
向こう側に見えるのは、 先日行ったスレイマニエモスク。 |
イスタンブールにいらした際には、是非カンルジャまで足を伸ばしてヨーグルトを食べてくださいね、粉砂糖で!
カンルジャ (Kanlıca) へのアクセス方法
《バスで》
ウスキュダルから15番のベイコズ (Beykoz)行き、カンルジャで下車。
バス停から来た道を少し戻ったところの右側(海側)。
《フェリーで》
冬時間の今はアナドルカバウ (Anadol Kabağı)を往復する便は一日一本。
片道15リラ、往復25リラ。
時刻表: http://www.sehirhatlari.com.tr/tr/seferler/uzun-bogaz-turu-362.html
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