2014年2月2日日曜日

Waiting for Spring -- 春を待つ

先週のイスタンブールはずっとお天気が悪く、気温も冷蔵庫の中にいるような寒さでしたが、今日は1週間ぶりに太陽が顔を出してくれました。
なので、久しぶりに海辺へと散歩に出掛けてきました。

何となく春を感じる空。
まもなく
立春。
でも。
寒いーーっ!
遮るものがない海沿いはヨーロッパ大陸からの冷たい風がびゅんびゅん吹いていて、余りの寒さに顔の感覚がなくなるほど!
それでもイスタンブールの人たちはそんなことには慣れているのか、久しぶりの太陽の元、沢山の人が散歩やサイクリングを楽しんでいました。

トルコは公園などにこのような公共の簡易ジム?があります。
国民の肥満予防・防止のためらしいのですが、利用しているのは必要のない若い子ばかり。

しばらく海沿いを歩いた後は、カドキョイのフェリー乗り場を抜けて、町の中心部へ。
カドキョイの町の中心部にはちょっとしたスペースが2カ所あり、夕方や週末は必ずと言っていいほどそこは小さなステージに早変わり。
ギャラリーも正直なので、パフォーマーの善し悪しは人だかりの規模で一目瞭然。
今日のこのバンドは寒さを吹き飛ばすほど熱気に包まれていて、ギャラリーの一人だったジプシーのオバちゃんも踊りだすほど。

拍手、口笛とともに、誰もがその場でリズムを取っています。
私もしばしば釣られます(笑)

帰りは冷えた身体を温めに、サーレップという冬の飲み物をいただきに、カフェへ。
サーレップは、トルコ山岳部に自生する蘭の根を乾燥し粉砕した粉から抽出した液に、ミルクと砂糖を加えた飲み物です。
この抽出液は非常に粘り気が強いので、サーレップは飲む時に注意しないと火傷します。でも熱いからとぐずぐずしていると、今度はプリンのうように固まってしまいます。猫舌の人にはちょっと難しい飲み物かも。

お好みでシナモンの粉をトッピング。
私はたっぷり!

トルコのアイスクリーム、ドンドゥルマも材料はこのサーレップと同じ。
サーレップを更に煮詰め、その後練り上げるそうですが、この段階では粘り気はあるものの、のびるかどうかは不明。のびるアイスクリームにするためには、一度凍らせたドンドゥルマを再び練る必要があるとのことです。
サーレップは粉になったものが売っているようなので、本格的なのびーるドンドゥルマを食べてみたい方は是非挑戦してみては!?



帰り道、空には細い三日月。
子どもの頃、この三日月をブランコにしたいと思っていたっけ。

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