2014年4月24日木曜日

大好きなアヤソフィア博物館

日本から戻って生活も一段落。
ということで、久しぶりにアヤソフィア博物館へ行ってきました。

日曜日に女子会をしたカフェから。
ライトアップしたアヤソフィアは更に圧巻!

私はとにかく何の理由もなくアヤソフィア博物館が大好きです。
自宅のあるアジアサイドからヨーロッパサイドに渡るときも、フェリーでは必ず、アヤソフィアが見える側に座ります。
建築物としてもとても優れた作品だとは分かっていますが、私はこの博物館の中を何も考えずに目が向くものを見、触れたいものに触れながら歩くことが好き。
そうすると時空を超えるような、不思議だけど、とても穏やかな感覚に包まれます。


今日はなぜか意識は上ばかりに、、、



アヤソフィア博物館はそのモザイク画の美しさでも有名ですが、それ以上に素晴らしいのは、キリスト教とイスラム教といった二つの異なる宗教が共に存在しているところ。
今日も入り口で十字を切って入る人を見て、ミナレットがあっても、ミフラーブがあっても、ある人にとってはここは今でも教会なんだと実感。

そしてアヤソフィア博物館と言えば、猫のグリちゃん!

グリの寝顔を撮る青年。

寝ているグリを起こさないように、、、と、優し気な青年に心が温かくなりました。
この日のグリはちょっとご機嫌斜め。それでも側に座った私の手に戯れ付き、ゴロゴロと喉を鳴らして撫でさせてくれました。
15分ほどリラックスするグリの姿を、この青年は何枚もカメラに収めていました。
グリがあくびをした瞬間や、お澄ましした顔でのツーショットも撮れたようで、シャイな青年でしたが、嬉しそうに見せてくれました。

ちなみに彼の顔をお見せできないのが残念。
すごーーーく知的で端正な顔をした、ドイツ人の青年でした。

グリ、リラックス中。
この後、私に戯れ付くのを見た韓国人の子たちが、
「その猫、あなたの猫?」と聞いて来た。
いいえ、グリはアヤソフィアの猫ですよー

アヤソフィアを出た時、ブルーモスクから夕方のお祈りの時間を告げるエザーンが流れてきました。ローマカトリック教会として建てられ、その後モスクとなったアヤソフィアの庭で聞くエザーン。
アヤソフィアに入った時に降っていた雨が一時的に止み、雲の切れ間のところどころから太陽の光が射し込み、神様の存在を感じる瞬間でした。


そしてこの日のサンセット。

右端がアヤソフィア博物館。
その左側、ミナレットが沢山見えるのがブルーモスク。
こんな風景が毎日見れる私は幸せ!

イスタンブールもすっかり暖かくなりました。
明日はよいお天気になりそうです。

2 件のコメント:

  1. Merhaba!いつも素敵な写真と引き込まれる文才に心ときめかせています。アヤソフィア、私も大好きな場所です。
    年末年始にイスタンブルに行く予定なので、今回もゆっくり訪れたいです。
    Inşhallah!

    返信削除
  2. 智子さん、Istanbul'dan merhaba!
    初めまして!コメント、ありがとうございます。アヤソフィアの美しさとその迫力は言葉では表現しきれません。すでに20回以上訪れていますが、毎回その美しさにただただ圧倒されています。
    年末年始にこちらにいらっしゃる予定なのですね。一時的な観光シーズンですが、それでもこれから秋まで続く夏の観光シーズンよりは人も少なめ。ゆっくり楽しんでくださいね。

    返信削除