その友だちも日本に帰ってしまい、私はまたいつもの日常に。
少し急ぎの仕事もあったため夕方まで仕事をしていると、仲の良い友だちから電話がありました。
「今、何してる?時間があったら、いつものバハチェにいるんだけど、来ない?」
時計を見ると19時少し前。
今日の仕事はおしまい!とPCを閉じてバハチェへGo!
バハチェに向かう途中にある、公園の藤の花。 日本では藤棚にしますが、トルコはワイルドです! |
友だちの言うバハチェとは、トルコ語のÇay Bahçesiのこと。
çayは「お茶」、bahçeは「庭」という意味で、Çay Bahçesi*というのは、「お茶が飲める庭」、つまり庭のような場所にあるオープンカフェのことを言います。
*bahçeにsiがつくのはトルコ語の文法上のことなので、ここでは説明を割愛させていただきます。
バハチェから海を望む。 平日の夕方遅く、ということもあって、空いていました。 |
『いつものバハチェ』は、うちから歩いて5分ほどのところにあり、木に囲まれ、海からの風が気持ち良いので、天気の良い日や週末などはとても混雑して、中々席に座れないほど。
とても広くて待ち合わせのときは相手を探すのに一苦労するため、私たちはいつも座る場所を決めています。
ここのお茶が格別に美味しいわけでもないし、友だちとも特に用事があるわけではないのですが、心地よい海風や美しい夕焼けの中、たわいもないおしゃべりを楽しみながら、何でもない時間を一緒に過ごせる友だちがいることは、とても幸せなことだと思います。
外国で一人で暮らし、仕事も自宅でしていると、どうしても引きこもりになりがちですから。
この日の夕暮れ。 太陽はもう夏の太陽。陽射しが強い! |
ちなみに他のバハチェもそうだと思いますが、ここのバハチェはちょっとしたものなら持ち込みもOKだし、お茶を注文しなくても、文句を言われることはありません。
私もこの間、友だちが作って持って来てくれたお菓子を食べました、堂々と!(笑)
トルコに来てお天気の良い日は、眺めの良いバハチェでチャイを飲みながら、何も考えない時間を過ごしてみてくださいね!
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