ラマダン時期のブルーモスク。 ラマダン中はこの周辺にたくさんの露店が出るそうです。 (写真はHurriyet Daily Newsより) |
ラマダンとはヒジュラ暦の第9月のことを言い、この月の日の出から日の入りまでの間、イスラム国ではイスラム教徒の五行の一つである『断食』が行われます。
ここ数年、暑い時期とラマダンが重なって、断食されている方は相当きついと思います。
それもあってかお水やチャイだけは飲む人もいるようですが、一方で唾液さえ飲み込まない、という人もいます。
ただし、ムスリム(イスラム教徒)であっても、妊婦や病人、子どもや旅行者などは断食を行わなくても良いとされています。
日の入り後に初めて食べる食事を『イフタール』と言い、この時期に特別メニューを提供するところも多いため、レストランやロカンタ(食堂)はとても混雑します。
また場所によっては貧しい人たちに無料で食事を提供することもあるようです。
イスタンブールのスルタンアフメットでは、この時期だけ露店が出て、一種お祭りのような雰囲気になるとか。
今年はどこかで一度、友だちを誘ってスルタンアフメットのイフタールに出掛けてみようと思います。
昨年、トルコに引っ越して来たときも丁度このラマダン月と重なったこともあり、ラマダンと聞くと、当時の苦労を思い出します。
これについては、また後日。
ラマダンは7月28日まで続きます。
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