山間の静かで美しいヒンディバペンションに一泊した翌日、ペンションから車で1時間半ほどのところにある、イェディ・ギョルレール国立公園へ行って来ました。
のどかな風景。 こういうところで育てられている牛はストレスも少ないはず。 |
この湖は、秋には色とりどりの美しい紅葉が湖面に映し出されることで有名で、その季節には日本人観光客対象のハイキングツアーも催行されているようです。
今回は新緑の季節でしたが、湖に様々な緑が映し出されるその様はとても美しく、秋のセンチメンタルな雰囲気とは対照的に、そこここに元気な命の勢いを感じることができました。
湖畔で見つけたキノコ。 湿気があるので、キノコ栽培に適した地域かも。 |
7つの湖という名前の通り、ここにはBüyükgöl、Seringöl、Deringöl、Nazlıgöl、Küçükgöl、Incegöl、Sazlıgölという7つの湖があります。
今回は、Incegöl(トルコ語で『細長い湖』という意味)を歩いてきました。
湖も緑色!
この前後、雨が降ったのですが、私たちが湖にいる間は雨も風もなく、お天気はとてお穏やか。
そのため、湖面もこのように静止しているかのようです。
オタマジャクシがわんさか! |
湖を含むこの地域一帯には、シカ、クマ、イノシシ、オオカミ、キツネ、リスなどが生息しているそうです。
友だちに、クマやオオカミは人を襲ったりしないの?と聞いたら、山には食べ物が沢山あるし、動物も人間がいる場所には近づかないだろうから、基本的には大丈夫だよと。
トルコはまだまだ手がつけられていない山や森があちこちにあるので、この辺りで絶滅してしまったと言われている動物も、もしかしたらまだひっそりと、どこかで暮らしているかもしれません。
黒海周辺地域は緑が多く、また牧羊も盛んなため、その風景はスイスのものと良く似ています。
ボルはイスタンブールからも比較的近いので、緑の中で静かに過ごしたいときは、また是非来たいと思います。
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