入り口の正面にある "Christ Pantocrator" (全能の救世主) |
モザイクもフレスコ画も、とても間近で見られるのが魅力! 触れるほど近くで見れますが、触ろうとすると怒られます。 |
カーリエ博物館に行くのはおよそ1年ぶり。
日本のツアーでは余り行くことはないかもしれませんが、東ローマ帝国時代に正教会修道院の付属教会堂として建てられたこの博物館は、欧米からの観光客にはとても人気です。
そしてこの博物館の一番の見所は、美しいモザイクとフレスコ画。
モザイクに関しては、規模は小さいながらも、個人的には同じくモザイクで有名なアヤソフィアより上を行くと思うほど素晴らしいし、保存状態もとても良いです。
キリストの系図。 ほぼ完全に原型をとどめている。 |
聖職者によって祝福される聖母マリア。 |
建物自体は11世紀から14世紀にかけて建設され、アヤソフィア博物館と同様に、オスマン帝国時代にはモスクに改装され、名称もカーリエ・ジャーミーと改められましたが、1948年から1958年にかけて、アメリカのビザンチン研究所によって上塗りが除去され、それ以来、カーリエ・ジャーミーは無宗教の博物館に変更されたそうです。
パレクレシオンの美しいフレスコ画。 |
有名な『アナスタシス(復活)』 |
聖母マリアと大天使。 フレスコ画の中でこれが一番好き。 |
マリアと天使のドーム。 |
現在、旧・中央聖堂が改修中ですが、モザイクやフレスコ画が好きな方、もしくは単に美しいものが好きな方は是非行ってみてください。
ディテールを見たい方は、双眼鏡もお忘れなく。
この近くにもう一カ所、カーリエ博物館と同様に、教会として建てられその後モスクに改修したモザイク画が美しいフェティエ博物館があります。
そちらについてはまた後日!
Chora (Kariye) Musium
Kariye Camii Sokak, Kariye Meydani, Edimekapi
Tel: 0212 631 9241
URL: http://www.choramuseum.com/
Open: 9am-7pm (April-October)
9am-5pm (November-March)
Admission: 15TL
Closed on Wednesday
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