もちろん、今回も行ってきました。
ルーブル美術館と同じくらい好きなノートラダム大聖堂。 セーヌ川からこの大聖堂が見えてくると、いつもドキドキします。 |
この大聖堂があるシテ島近辺は、細い通りが入り組んだパリらしい町並みで、観光客にとても人気の高いエリアです。
私も初めてパリに来て以来、このエリアは朝、昼、夕方、夜、また晴れの日も、雨の日も歩きましたが、何度歩いても飽きることのない、パリで一番好きな場所です。
何故一人だけ頭を持っているの? |
今回は比較的空いていたので、中に入ってみました。
正面のステンドグラス。 綺麗だけどステンドグラスはサント・シャペルが一番。 |
ノートラダムはフランス語で「我らが貴婦人」、すなわち聖母マリアを意味し、その聖母マリアに捧げるために、1163年からおよそ170年かけて建てられました。
初期ゴシック建築の中で最高傑作と言われ、歴史遺産の多いパリの中でも、ひと際目を引く教会です。
美しいゴシック建築。 イタリアの教会もほとんどがゴシック建築、ですね? |
しかしながらこの大聖堂もフランス革命の時には襲撃を受け、多くの彫刻が破壊され、当時の司祭はギロチンの刑に処されました。
破壊活動、略奪はフランス革命以後も続きましたが、1831年にフランスの作家、ビクトル・ユーゴが出版した『ノートラダム・ド・パリ』が大聖堂復興運動の意義を訴えるきっかけとなり、1864年にようやく元の美しい姿を取り戻したそうです。
ノートラダム大聖堂内部。 |
とにかく高くて広い! |
ノートラダム大聖堂は、見る角度によって様々な表情を見せてくれます。
とりわけ私が好きなのは、屋根に沢山いる、ガーゴイル!
ノートラダムのガーゴイル。 近くで見るには、やはり一度登らないと。 (写真はWikipediaより) |
ガーゴイルの本来の目的は雨どいなのですが、同時に魔除けなど、宗教的な意味合いもあるそうです。
日本で言うと、しゃちほこやシーサー、鬼瓦と同じ意味合いを持つもののようです。
内部はというと、とにかく広い!、そして人が多い!
私にとっては、内部は特に目を引くものはありませんでしたが、唯一ものすごく気に入ったのがドア。
ステンドグラスは、この近くにある、サント・シャペルが私がこれまでに見たステンドグラスの中では、最高に美しいです。
美しいドア。 |
そして、もう一カ所、この大聖堂の地下には古代ローマの町、『ルテティア』の遺跡があるのです。
興味のある方は、こちらをご覧になってくださいね。
ルテティア
この翌日の夜、ルーアンに行った帰りにも再び夜のノートラダムを歩きました。
いつどんなときでも、この大聖堂は本当に美しい。
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