2014年8月19日火曜日

Louvre Museum -- ルーブル美術館

パリに行くと決めたとき、したいことはただ一つ。
それは、ルーブル美術館にあるダ・ヴィンチの二つの作品を見ること!

この日は朝から生憎の雨。
でも美しい町はどんな天気でも絵になる。

朝早い上に天気も悪いせいか、人もまばら。

今年の冬は精神的に落ち込むことがあって、そんなときふと立ち寄った本屋さんで見つけたダ・ヴィンチの作品集。
その中の二作品が私の気持ちを温めてくれました。
その時から、いつかきっと実物を見に行こう!と決めていましたが、まさかこんなにも早く実現できるなんて!

一つはこれ、『洗礼者聖ヨハネ』。

何度も何度も見た、『洗礼者ヨハネ』。
モデルはダ・ヴィンチの弟子、サライという青年らしい。

男性だけど、中性的で優しい微笑みに一目惚れ。
下の作品もヨハネで肉体美もなかなかなんですが、私は上のヨハネの方が好き。


そしてもう一つが、『聖アンナと聖母子』。

アンナの膝の上に乗るマリア。
ダ・ヴィンチの絵をみて気がついたのは、足の指の長さ。

本当はこの作品のスケッチ画を見たかったのだけど、それは常設されておらず、特別展示会のみでしか展示されないとのこと。
それでも本物を見れて大満足。

これで終わり、、、でも良かったんですが、前日パリを一緒に歩いてくれた知人から、「モナリザの混雑っぷりも体験して!」と言われ、モナリザのある部屋へ。

遠くって、ディテールを観察できないのが本当に残念。

朝早かったこともあって、残念ながらオススメの『混雑っぷり』は体験できませんでしたが、でもモナリザ、遠すぎるーー!
しかもガラスで保護されているので、質感がよく分からなくって、もう残念すぎる。

外を見ると雨がかなり降っているようだったので、さらに館内をブラブラ、いえ、見学。
絵画はダ・ヴィンチの他は、このラファエロが描いたミカエル像がすごく気に入りました。

サタンを倒す大天使ミカエル。
このサタンは堕天使?
ミカエルと堕天使ルシファーは兄弟らしい。

サモトラケのニケやミロのヴィーナスも見ましたよ〜
でもフランス7月革命を主題とした『民衆を導く自由の女神』は洗礼者ヨハネに満足しすぎて、ルーブルを出てから、見忘れたことに気がつきました、、、

ニケを撮るみなさんを撮る私。
ミロのヴィーナスと記念撮影する人の多いこと。

彫刻の中で気に入ったのが、下の二つ。
照れ笑いしているようなライオンと、アヒルのクビを絞める?子どもの天使。

見ているだけでこっちも笑いたくなる(笑)

見ているだけで苦しくなる(笑)

美術館の屋根の上のこの像もとても印象的。

足下にライオン、頭上にワシ。
どこからでもかかってらっしゃい!と、怖いものなし。


最後にアドバイスを。
ルーブルは朝からとても混雑します。
チケットを買うために混雑状況によっては何時間も待たなくてはいけないこともあるようです。
もし美術館や博物館を数カ所見る方は、ミュージアムパスの購入を、また空港のツーリストインフォメーションデスクでも個別美術館のチケット販売を取り扱っていますので、そちらで事前にチケットを購入することをお勧めします。
これらがあると、チケットを購入する必要がないため、チケット購入の長い列に並ぶことなく中に入れます。
私はルーブルのみの入場券を事前に買っていたため、当日はほとんど待たずに入場できました。
通常料金より1.5ユーロほど割高ですが、チケット購入のため長時間待つことを考えたら、大した金額ではありません。

パリ・ミュージアムパス ウェブサイト

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