2014年7月7日月曜日

Kazdağları -- カズダー

先週の7月4日より『世界を、私たちのハートを一つに繋げる』という意図のもと、ワンハートダンスがトルコの北西部にあるカズダーにて始まりました。

カズダーの最寄りの空港はBalikesir Koca Seyit空港。
アジアサイドのサビハギョクチェン空港より、Bora Jetで向かいました。

このカズダー、別名『イダ山』は、トルコで一番空気のきれいな場所と言われています。
私たちは友だちが繋げてくれたカズダーの一角にあるキャンプサイトを借りていますが、カズダーの山々に囲まれたその地は、緑が豊かで、日中の暑い時間でも山から吹き抜ける風でそれほど暑さを感じません。
太陽で火照った身体を、蝉時雨がそそぐ中キャンプサイトを流れる川に横たえると、あちらこちらからトンボや蝶が飛んで来ます。
夜には空から星が降ってくるんじゃないかと思うほどの星空。
これほど多くの星を見たのは、ホピ以来かもしれません。

『酸素の倉庫』と言われるカズダー。
空気が本当に気持ちいい!

またこの地域はオオカミやコヨーテ、クマも生息しているそうですが、森には食べるものが沢山あるせいか、人の気配のするところには寄って来ないようです。
ただ友だちからは、もし外で寝るなら、蛇が来るので、テントを持参するように、、、と。

サイトオーナーのワンコ、ヨギ(左)とシャンス(右)。
ヨギは生まれつき神経系の持病持ち。
ホメオパシーでどうにか出来ないものか、思案中。

そしてカズダーは、キュベレーという女神の誕生の地。
キュベレーが象徴するものは、肥沃な大地、谷や山、壁や砦、自然、野生動物(特にライオンと蜂)。古くから大地の母として、崇拝されてきました。
カズダーに行く1週間ほど前、カラキョイを歩いているとき、ふと立ち寄ったお店で、棚にディスプレイされた銅製のアロマポットの一つに彫られたシンボルに目が行きお店の人に聞いたところ、そのシンボルはキュベレーを象徴したものでした。

10ほどあったシンボルの中、目に飛び込んで来たキュベレー。

そしてこのカズダー一帯は、紀元前から良質のオリーブオイルの産地として知られています。
キャンプのオーナーもオリーブ畑を持っており、今年の収穫には是非見学を兼ねてお手伝いに来たいと思っています。
楽しみ!

今頃ここに天の川がかかっているかな。
みんなと一緒に見たかったな〜。

ワンハートダンスは来週の日曜日、13日の夕方まで、一日24時間、途切れることなく続きます。
七夕の今日はきっと美しい天の川がみんなの上にかかっていることでしょう。
私も12日の昼過ぎに再びカズダーに向かいますが、その日はなんと満月。
5月も6月も特別な友だちと見た満月。
今回の満月は何を与えてくれるのでしょうか。

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