この10日間での参加者はのべ人数でおよそ35名、そのうち10名は10日間連続してダンスを続けてくれました。
13日、最終日の朝。 |
ロイ・リトルサンの来土は今回が2回目。
またトルコで彼がこのようなダンスセレモニーを行うのは今回が初めて。
イスタンブールからバスで6時間もかかる、決してアクセスが容易だとは言えないカズダーに、これほどの人たちが集まり、10日間セレモニーを継続できたことは素晴らしいことです。
ありのままの自分でいられる仲間たち。 離れていても、いつも近くに感じる。 |
すがたかたちは違えども、また異なる言語を話そうとも、私たちは一つ。
これは思考と心も同じで、それを一つに統合することを目的として行われたのがワンハートダンスです。
始まるまでは、本当にそんなことが可能なのか疑問に思う参加者も多かったようですが、10日間もの間、1日24時間、昼も夜も継続して行われる肉体的にも精神的にもタフなセレモニーを通して生まれた強い絆を、参加した誰もが実感したことと思います。
ゼウスやアフロディアスなど、沢山の神話のあるカズダー。 また紀元前3000年からオリーブが栽培されていたことから カズダーの別名は『オリーブの谷』 |
セレモニーが全て終わった後、みんなの清々しい笑顔を見ながらいただいたご馳走は、最高に美味しかった!
みんなで作ったお祝いのご馳走。 玄米とごま塩、タマネギと人参のお焼き、干しトマトとチーズ、 キュウリとスイカピクルス。 |
このセレモニーでは、異なる環境下で起こる出来事に揺さぶられ、これまで抑圧して来た様々な感情が表面に出て来た人も多かったようです。
本来の自分と向き合い、自分を、そして自分の鏡でもある相手を赦し、受け容れるというレッスンを、多かれ少なかれ誰もが体験したようでした。
7月12日、満月。 この日は沢山の野生動物が姿を現してくれました。 |
多くの人はプラスのエネルギーは歓迎しますが、マイナスのエネルギー、例えば怒りや憎しみなどは敬遠しがちです。
けれどマイナスのエネルギーが無ければプラスのエネルギーも存在しませんし、そもそも怒りや憎しみなどは、相手に関心があるからこそ、生まれる感情でもあるのです。
それをぶつけられた側もですが、時にはぶつけた側も苦悩するかもしれませんが、その感情の向こうにある何かに意識を向けると、怒りや憎しみも違った形で捉えることができます。
そのような方法でマイナスのエネルギーを認め受け容れることで、私たちはより多くの人と豊かな気持ちで向き合うことができる、そんなことを私も自分自身やみんなからの体験を通して感じています。
ロイは昨日、次の目的地へと出発。
6月終わりから来客の続いた我が家も、いつもの静かな日常へと戻りつつあります。
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