2014年11月2日日曜日

Edirne -- エディルネ

一昨日、友だちと話しているときにふと思いついて、トルコの西にある町、エディルネへ行ってきました。

オトガル(長距離バス乗り場)からサービスバスで町の中心部へ。

エディルネはイスタンブールからバスでおよそ2時間半。
そして、町の中心部から5キロ行くとギリシャ、10キロ行くとブルガリアという国境の町でもあります。
私は以前にも一度行ったことがありますが、町全体がとても清潔で時間もゆっくり流れ、町の中心部には2011年に世界遺産に登録されたセリミエ・ジャーミィがあります。

朝10時にイスタンブールのヨーロッパサイドにあるエセンレルオトガルを出発して、バスは少し遅れて13時過ぎにエディルエへ到着。
お昼過ぎ、ということで、まず私たちが向かったのは、エディルネ名物、ジエールというレバーのフライのお店、Aydın Tava Ciğer
ここはエディルネに住む人から「一番美味しい!」と言われ連れて行ってもらったお店です。
そう言われるだけあって、すごい行列でした!

これがエディルネ名物、『ジエール』、レバーのフライ。
美味しいです!

テーブルに着くのにどれくらかかるんだろう、、、とお腹ペコペコの私たちが思っているとギャルソンが「何人?3人?」と聞いてすぐに「3人ならテーブルが空いているよ!」と、すぐに席に案内され、ほとんど待つことなくジエールをいただけました。
ラッキー!

普段ほとんどお肉を食べない私ですが、こういうときは別!
エディルネ名物、ジエール、めっちゃ美味しい!

そしてその後はバザールや通りのお店をブラブラ歩きながら、2011年に世界遺産に登録されたセリミエ・ジャーミー(モスク)へ。

セリミエ・モスクの美しいミナレットとドーム。
ミマール・スィナンのモスクの温かい雰囲気が好き。

このモスクは、トルコの最高建築家とされるミマール・スィナンが、1568年から1574年にかけて建設したモスクで、スィナンが生涯建設したモスクの中で、スィナン自身が最高傑作としたモスクです。

このモスクの特徴は、美しいミナレット(尖塔)とアヤソフィア博物館に匹敵する直径31メートルの大ドーム。
ミナレットの高さは、建設当時は世界一だったそうです。

イスタンブールにあるスィナンが建築した別のモスク、
スレイマニエ・モスクと同様、赤やオレンジを基調としたモスク。


ため息が出るくらい、本当に美しいモスク。
赤と青の使い方が素晴らしい。
これまで私が見たモスクの中で一番美しい。


ミマール・スィナンが建設したモスクはこのほかに3つありますが、それらは全てイスタンブールにあります。
そのうちの一つ、1558年に建てられたスレイマニエ・モスクには2度行きましたが、残り二つのシェフザーデ・モスクとリュステムパシャ・モスクにはまだ行ったことがないので、そのうち機会を作って行ってみたいと思います。


お祈りをする人たち。
前方は男性しか入れません。

エディルネは日帰りでも十分楽しめる場所ですので、ミマール・スィナンやモスクが好きな方は是非訪れてみてくださいね。

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