2014年11月27日木曜日

Espresso and Turkey -- エスプレッソとトルコ

今日は用事があってエミノニュへ。

エミノニュへ行くなら、絶対にあそこに行かなくちゃ、と用事を済ませて向かった先は、Coffeetopia


私は特にコーヒー好きと言うわけではないので、家でコーヒーを飲むことはほとんどありません。
でも、カフェでコーヒーを飲むのが好きなので、外出するとカフェに寄るのが楽しみの一つ。
外出先で飲むコーヒーは、大概エスプレッソかカプチーノ。
日本にいたときはブレンドばかり飲んでいましたが、ヨーロッパに行くようになってからは、エスプレッソが大好きになりました。

お店のスタッフの対応はとっても良い!
とても流暢な英語も話してくれます。

エスプレッソとは、イタリア語で『急速』という意味。
短時間で抽出されることから、それがこの呼び名の起原と言われているそうです。
コーヒーがヨーロッパで広く飲まれるようになったのは、17世紀前半。
当時地中海貿易において主導的な役割を果たしていたヴェネツィアの商人によって、コーヒーはヨーロッパ各地へと広まって行ったそうです。

バリスタのお兄さんに、「この写真、ネットで使っていい?」と聞くと、
別のギャルソンが、「もちろん!」と(笑)
しかし、トルコではそれより前の1517年、当時のオスマン皇帝のセリム一世によるエジプトに遠征の際にコーヒーがオスマン帝国に伝わったと言われているようです。
オスマン帝国は国際貿易を奨励していたと言われていますから、コーヒーは、トルコから(正確にはオスマン帝国から)ヴェネツィアの商人を介してヨーロッパへ広められた、ということでしょう。

今日はカプチーノ。
私はお砂糖を入れませんが、
イタリア人もフランス人もお砂糖を入れる人が多いように思います。

今のようにコーヒーを淹れる道具がなかった当時、人々は、細かく挽いたコーヒーの豆を手鍋で煮詰め、その上澄みを飲んでいたそうです。
これは、まさに今のトルココーヒーと全く同じ!
恐らくヨーロッパへも同じ淹れ方が伝わったものの、人々の好みや工夫によって改良され、そこから出来あがったものがエスプレッソと言われているようです。
エスプレッソと言えばイタリアやフランスが起原、と思っていましたが、その起原が意外や意外、トルコにあるとは、驚きでした。

ストーム・トルーパーがいっぱい!

最後の写真は、ここ最近で一番驚いたカフェ。
入ってみたい気もするけど、ストーム・トルーパーがいっぱいで落ち着かないかも。

Coffeetopia
  Eminonu Hobyar Mah. Arpacilar Caddesi No. 8, Istanbul
  Open: 7AM to 10PM
  URL: http://coffeetopia.com.tr/

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