その方は、現ローマ教皇のフランチェスコ一世。
テレビでのライブ中継 |
我が家のお客さまとは、イタリアからの帰りに遊びに寄ってくれた日本の友だち。
その友だちと、昨日のお昼すぎにエミノニュでフェリーを降りようとしていたとき、船内のテレビでローマ教皇が丁度アヤソフィアを出るところをライブ中継していました。
船を降りると、空には数機のヘリコプターが飛び、沿道にはお巡りさんがいっぱい!
通りすがりのおばさんが、「今日は何かあるの?」とお巡りさんに聞くと、「パパが来るんだよ」と。
パパ (Papa)とは、英語のPope、つまりローマ教皇を意味します。
でもそこはやはりイスラム国。
おばさんは、ふーんと言ったきりで、私たちの他には誰も足を止めません。
アヤソフィアからエミノニュまでは車ですぐだし、一般車が急に来なくなったので、間もなくここを通るのではと、私たちはその場で少し待つことに。
お巡りさんの目が一斉に、カメラを向ける私に! |
きさくなお巡りさん二人と話していると、「通行するな!」とアナウンスするパトカーが来て、黒塗りの車が十数台、目の前を通り過ぎて行きました。
どの車も窓がスモークガラスになっているのと、おまけに私は目が悪いので、ローマ教皇がどの車に乗っていたかはっきりと分からないまま、車は通り過ぎてしまったようでした。
お巡りさんによると、この後、イスティクラール通りにある、聖アントワーヌ教会を訪問するとのこと。
そう言えば、しばらく前にこの教会を訪れたとき、ローマ教皇ののぼりがあったことを思い出しました。
エジプシャンバザールの近辺は大混雑。 歩くのも大変です。 |
ローマ教皇を見送った?後、私たちがまず向かった先はエジプシャンバザール。
その数日前に寄ったときは寒さもあってかガラガラだったバザールも、寒さも緩み、雨も止んだ昨日は沢山の人で賑わい、それはまるで日本の通勤ラッシュのよう!
エジプシャンバザールで、オイルやスパイス、石鹸などを買った後は、私のお気に入りのカフェ、Coffeetopiaへ!
ここはスタッフの対応が本当に気持ち良くって、この日も美味しくコーヒーをいただきました。
2階の窓際の席からは、エミノニュの喧騒も『静かに』見ることができ、ぼんやりと時間を過ごすにはもってこいの場所です。
CoffeetopiaのLatte。 美味しい♡ |
そしてその後は、オスマン帝国の建築家であるミマール・シナンが設計した、リュステムパシャモスクへ。
リュステムパシャモスクの入り口の壁面。 イズニックタイルが美しい。 |
祈る男性たち。 壁面も美しいイズニックタイルで装飾されている。 |
1561年から1563年にかけて建設されたこのモスクは、小さいながらも膨大な量の美しいイズニックタイルで有名。
外壁だけでなく、内部のミフラーブや円柱など、いたるところに美しいイズニックタイルが装飾されています。
これは後から調べて分かったのですが、入り口のポーチからエントランスの部分にかけては、初期のダマスカス陶器の配色の特徴である、セージグリーンやダークマンガンパープルで装飾されているそうです。
赤と青の配色は、私の一番好きな配色。 |
左側の格子の扉の向こうでは、女性たちが祈りを捧げています。 |
天井も手を抜いていません。 |
またこのモスクは、商店街の2階に建てられているため、商店街に入居している店舗の賃料がモスクの維持費に充てられているそうです。
最後はやっぱり、Hafiz Mustafaへ! |
エミノニュへは何度も行っていますが、いつも何か用事があって行くことばかりで、こんな風にゆっくりじっくりエミノニュを歩いたのは初めて。
友だちのお陰で、とても楽しい一日を過ごすことができました。
夕暮れのYeni Camii。 イスタンブールも日が暮れるのが早くなりました。 |
ありがとう、Mさん!
こんにちは、イスタンブールでは本当に楽しかったです、ありがとうございました(*^^*)
返信削除バラ水、早速使っているのですがもう手放せません(笑) とってもいいですねー。
またお会いしましょうね♡
真知子さん、イスタンブール、楽しんでいただけて何より!もうちょっと長くいられれば、友だちも紹介できたのにー。運悪く、一番の仲良しは山に行っちゃっていたり、仕事が忙しかったりで、残念。あのバラ水、良いでしょう!他にもあるのですが、それは次回のお楽み!
削除また遊びにいらしてくださいね☆