今度の日曜日、日本では衆議院議員の総選挙がありますね。
異国の地で、テレビもラジオも新聞も雑誌もない、日本のメディアからほぼ完全に切り離された状況から見えて来た今回の選挙の核にあるもの。
それは、『戦争と経済』。
現総理大臣の安倍さんは、『アベノミクス』とかいう戦略であれこれ言っていますが、結局のところ、『軍事産業で日本経済を盛りかえしたい』というのが本音じゃないでしょうか。
戦争はビジネスです。
でも良いんでしょうか。
人の命や将来を奪ってまで、経済的に『リッチ』になることが、豊かなことなんでしょうか。
そんなことしなくたって、日本は今だって十分に豊かです。
ちゃんと食べれて、安心して眠れて、教育が受けれて、時々旅行や外食できて。
世界でそんな風な暮らしが出来ることって、全然普通じゃないんですよ。
もちろんお金は大事ですが、お金に対してばかり人々の気持ちが向いているせいか、その価値観が不健全に大きくなり過ぎているように感じます。
今こうして日本と言う国を海外から客観的に見ると、日本って何でもある。
帰国する度に、日本の美しさや、生活の便利さ、安全さ、食べ物のおいしさなどに感動します。
でもそれを一番分かっていないのは日本人じゃないかと。
日本はすでに十分に経済的に発展しているのですから、そろそろ『豊かさ』の意味も物質的なものから別のものにシフトしていく時期なんじゃないでしょうか。
そのために、今の国の在り方を変える流れが必要なんですが、このまま国民が政治に無関心でいると、日本はシフトするチャンスを逃してしまうかもしれません。
だからこそ、今回の選挙は多くの人に行ってもらいたい。
選挙権を放棄し、自分の将来を人任せにするには、その代償はあまりにも大き過ぎます。
政治家はあくまで有権者の代表に過ぎません。
私たち一人一人も国政に関わっているのだということをお忘れなく。
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