2014年12月25日木曜日

Christmas with Guri -- クリスマスはグリちゃんと

今日はクリスマス。

イスタンブールは、今日も良いお天気。
日中の気温も16度と、まるで春のような一日でした。

前回のエントリーで、クリスマスは教会へ、と言ったものの、何故か急にアヤソフィアへ行きたくなり、予定変更。
朝からアヤソフィア博物館へ行ってきました。

夕方16時くらいに、館内のランプが一斉にオン。
このランプ、大好きです。

アヤソフィア博物館は、クリスマス休暇でイスタンブールを訪れている観光客でかなり混雑していましたが、いつものコースを歩き、さて2階へ行こうかと廊下へ出ようとしたところ、アヤソフィアの猫、グリちゃんを発見!
いつもは正面の立入禁止のところにいるのですが、観光客を避けてか、ドアの後ろに隠れるように、重箱を組んで丸まっていました。

不機嫌そうなグリちゃん。
不機嫌なときに無理に触ると引っ掻かれることも。

グリちゃんを撫でようと横に座ると、寝ていたと思っていたグリちゃんはおもむろに立ち上がり、私のひざの上に!
グリの横に座ってみて分かったのですが、アヤソフィアはほとんど大理石で作られているため、頑丈ですが冷たいのです。
そうだよね、寒かったよね、と思いながらグリちゃんのしたいようにさせておくと、足踏みしながら、ゴロゴロ喉を鳴らして丸まって寝てしまいました。

石の上は冷たいね。
どうぞ、ひざの上で温まってくださいな。
グリちゃんの目線でアヤソフィアを見ていると、
いつもと違う風景が見えて来ます。

時折、側で大きな声で話す人たちに反応して、顔を上げますが、その顔は『私に触らないで』とでも言いたげなほど不機嫌そう。
降りるかな?と思いきや、前足の爪で、しっかり私のジーンズを掴んで降りる気配は一向にない様子。

10分、20分、30分、、、

『すまん寝』状態(笑)

まあ、クリスマスの今日は、グリの目線でアヤソフィアを見るのも良いかなと、小一時間、ドアの横に座って行き交う人々を見ながら、グリをひざに乗せて過ごしてみました。
アヤソフィア博物館の年間入場者数は、300万人以上。
平均して一日におよそ1万人が訪れるこの場所で、グリがどんな風に一日を過ごしているかほんの少しでもそれを垣間見れたことは、中々貴重な体験だったと思います。

今回のお目当ては、この『聖母子』のモザイク画。
このモザイク画はいつ見ても、心が温かくなります。

そしてその後約束があったので一度アヤソフィアを出ましたが、夕方少し時間が出来たので、再びアヤソフィアへ。


向こうに見えるのは、ブルーモスク。

何度来ても、何度見ても、飽きない、
My Favorite Place in Istanbul.

石に刻まれた、教会会議の決定事項?

閉館間際のアヤソフィアは、午前中より空いていて、しかも夕暮れ時とあって、西の窓から差し込む光で、館内の壁のあちこちが黄金色に染まっていました。
また今年は太陽フレアが例年より強いせいか、光の写真は、すごいことに。

今日はここ数日で太陽の光が一番強い。

1階から2階へ上がり、再び1階で好きなだけ歩き、日没とほぼ同時にアヤソフィアの門を出ました。
そのとき、ふと振り返ると、そこには夕陽に染まったアヤソフィアが。

ああ、アヤソフィアって本当にきれい!

今日は思いがけずアヤソフィアに2度足を運びましたが、そのお陰で今日はいつもと違うアヤソフィアを二度楽しむことができました。

夕陽に染まるアヤソフィア。
堂々としていて本当に美しい。

これもグリちゃんのお陰ですね。
Thanks, Guri!

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