これが繭玉。 私たちの肌を寒さや紫外線などから守ってくれる、 自然の恵。 |
まずローシルク、raw silkとは、直訳すると生のシルク。
つまり繭から紡ぎ取ったままの、精錬していないシルクのことを言います。
絹糸は主に、フィブロインとセリシンという2種類のタンパク質を成分とし、繊維状のフィブロインはコロイド状のセリシンに覆われています。
絹糸の70%は強靭なフィブロインで、絹鳴りのする光沢のあるシルクは、それを覆っているセリシンを除去し作られます。
でも、この除去されてしまうセリシンが実はとても重要。
『繭』とは、活動が停止または鈍い状態にある動物を包み込んで保護するものを言います。
もちろん、お蚕さんを食べようとす動物や昆虫だけがその対象ではありません。
繭の中で蚕が成長するための環境を最適に保つため、紫外線や細菌の侵入を防ぎ、温度調整、保湿・放湿といった機能も備えています。
自然のものって、本当にすごい!
そして今回出品させていただくローシルクは、トルコにあるシルクロードの終点の町、アンタクヤで1900年より代々シルク業を営んでいる家族が、お蚕さんの繭から生糸を手で紡ぎ、それを職人さんが一枚一枚、丁寧に手織りで織ったものです。
アンタクヤでも、かつては100トン近い繭の生産があったそうですが、 現在は10トン以下。 現地の生糸で足りない場合は、ブルサの繭を使っているそうです。 Made in 100% Turkey. |
このように、一枚一枚、手作業で丁寧に織り上げられて行きます。 |
私は元々スカーフやショールが大好きでしたが、このローシルクはこれまでトルコで出逢ったものの中で一番のお気に入り!
出逢って以来、時には巻きスカートに、時には日除けに、時には膝掛けやブランケットに変身します。
もちろん、スカーフとしても大活躍。
イスタンブールの夏はとても陽射しが強いのですが、首や肩にいつもローシルクのショールを巻いていたせいか、今年は日焼け止めを塗らなくても、日に焼けることはありませんでした。
寒くなった今の季節も、首もとにきっちりローシルクのスカーフを巻いておけば、寒さが首から入ってくることはありません。
今回出品させていただくローシルク。 右上のアースカラーのものは少し厚手です。 (左下の5色のストライプの布はオーガニックコットン。 今回は残念ながら出品いたしません。) |
オールシーズン、和装でも洋装でも、フォーマルでもカジュアルでも、また男女問わずご使用いただけますし、お手入れも簡単!
今回は日本人の肌の色に合うものを数枚限定で出品させていただきますので、ご興味のあるかたは是非、コトコト・ダイニングさんへ!
コトコト・和マルシェ
日時: 12月6日(土)12:00〜19:00
12月7日(日)12:00〜17:00
場所: 大阪市中央区上本町西1丁目3−28
コトコト・ダイニング
大阪市営地下鉄『谷町六丁目駅』下車、徒歩5分
今回は日本人の肌の色に合うものを数枚限定で出品させていただきますので、ご興味のあるかたは是非、コトコト・ダイニングさんへ!
コトコト・和マルシェ
日時: 12月6日(土)12:00〜19:00
12月7日(日)12:00〜17:00
場所: 大阪市中央区上本町西1丁目3−28
コトコト・ダイニング
大阪市営地下鉄『谷町六丁目駅』下車、徒歩5分
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