2015年8月4日火曜日

Self Centered -- 自分が中心

「友だちがボクの家に荷物を置きに来たいって言っているんだけど、手伝ってあげてくれる?」

今、休暇中で家を留守にしている近所に住む友だちから、土曜日にこんなメッセージが来ました。


私は彼の家の鍵を持っていませんが、しばらく前から私の友だちが彼の部屋を間借りをしていて、その友だちと連携して手伝ってあげてくれないか、ということ。

いいよ、いつ?と聞く私に、連絡させるね、と友だち。
その日は連絡がなく、翌日の日曜日、朝9時に、その友だちらしき人物から電話がかかってきました。

今日、荷物を置きに行きたいんだけど、とその人。(仮に”L”とします)

私「(また急な話しだなぁと思いながら)私は鍵を持っていないのは知っているよね。で、残念ながら、鍵を持っている友だちは今日はもう外出していて、夜遅くじゃないと帰らないみたい。明日は?」
L「明日の飛行機で出かけるから、今日中に置きに行きたいの」
私「明日の飛行機は何時?」
L「夜」
私「じゃあ、午前中は?」
L「だめ。友だちに手伝ってもらわないといけないくらい荷物が沢山あるから、今日じゃないとだめなの!」
私「ふーん。夜中でもいいわけ?」
L「いい!」
私「わかった。じゃあ私の友だちにはそう伝えるから、あとはよろしくね」

と、彼女に友だちの電話番号を教えて電話を切りました。
しかし、夕方その彼女から再び電話が。
電話の声は明らかに興奮しています。

L「あなたの友だちに電話したけど、出ないのよ!」
私「友だちと遊びに行くって言っていたから、電話に出そびれているだけじゃないの?」
L「何度電話しても出ないのよ!あなた、私が今日荷物を置きに行きたいって、言ってくれたの?」
私「言ったわよ。そうしたら、今黒海にいるから、家に帰るのは夜中だって。あなただって友だちと遊びに行っているときとか、電話に出れなかったり、忘れていたり、ってことあるでしょ?まあそもそも、今日の今日っていうのがねぇ。しかも時間限定だし。」
L「でも私はどうしても今日中に荷物を置きに行きたいのよ!彼女に電話することは私にとってとっても重要なの!だからあなたから彼女に私の電話に出るように言って!」

まあ私、普段ならここで「分かった、電話してそう言ってみるね」って言うんですが、彼女の命令口調と、こちらが口を挟めないくらいの『弾丸自己主張トーク』にイライラして、ついイジワルな私になってしまいました、、、

私「でもさ、あなたが電話しても出ないのなら、私の電話にも出ないかもしれないじゃない?」
L「でも電話して!私にとってはとても重要なことなの!明日出かけるって言ったわよね?だからどうしても今日中に荷物を置きに行きたいの!!!」

もうこの後も私が、ちょっと聞いて、と言っても、電話しろ、私は荷物を置きに行きたい、今日じゃなくちゃだめ!を連呼し続け、挙げ句の果てに「ちょっと落ち着いて、聞いて、聞いて!」と興奮気味に言う私に、道行く人が私の言葉に耳を傾けるくらい。

私「そもそも、何でもっと早く電話してこなかったの?そんなこと言ってももう遅いけど、昨日電話してくれたら、こっちだってもうちょっとどうにかできたのに。朝電話して来て、自分の都合ばっかりで、こっちにも予定があるのよ。」
L「でも、あなたの電話番語もらったの、昨日なのよ。」
私「だったら、そのとき電話すればよかったじゃない。こんな急な話、無理でしょう。それに鍵を持っている私の友だちは、今黒海にいて何も出来ないんだから、彼女が帰ってくるまで待つしかないでしょう。」

、、、と、言い終わったときに、電話が『ツー、ツー、ツー』。
切られていました。

私、話しているとき、ちらっと『うちで預かってもいいよ』って言おうかと思ったくらいなんですが、彼女の言い方があまりにも横暴だったため、そんな気持ちも吹き飛びました。

まあ、私も相手の言い分に反応した自分の行いを『大人気なかった』と反省しましたけど。


これはあくまで私の主観ですが、トルコ人の女性って、こういった『自己主張度が強過ぎる人』が多いような気がします。
まあ小さいときは父親から、年頃になったら男性からちやほやされているっていうのもあるからなのかもしれませんが、時々遭遇する、訳の分からない我がままには、うんざりする反面、自己主張が弱い日本人の私からすると、あの『女王様気質』を羨ましく思うこともあります。
あ、もちろんみんながみんなそういう人ばっかりじゃありません。
思慮深い、礼儀のあるトルコ人も沢山います。

比較的自己主張が強い私もときどき友だち相手に『わがまま』言ってみたりするんですが、私ののわがままなんて、カワイイもん、みたいなようです。


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