アヤソフィア博物館。
ここは私がトルコで一番好きな場所。
トルコ語の学校に通っているとき、クラスメイトに「アヤソフィアにはもう20回くらい行った」と言ったら、とても驚かれました。
イスタンブールには他にも素晴らしい博物館が沢山あるのに、何故20回もアヤソフィアに？何かアヤソフィアについて研究しているの？
4年間で20回もと聞けば、そう思われるのが普通です。
アヤソフィアに行くのは、単に好きだから。
アヤソフィア博物館は東ローマ帝国の時代に正統派キリスト教の大聖堂として建設され、ラテン帝国支配時の1204年から1261年にはローマ・カトリック教徒の大聖堂とされていました。そして1453年から1931年まではイスラム教のモスクとして使われ、その後世俗化されました。
博物館になったのは1935年。現在は博物館なため、ここで礼拝が行われることはありません。
キリスト教とイスラム教。
どちらも『神』と崇める存在は同じなのですが、教えが異なるため、どうしても対立しがち。けれどここアヤソフィア博物館ではこの二つの宗教が見事に共存している様子を感じられます。
お互いを完全に理解し合うことはとても難しいことですが、それでも尊重し、認め合い、歩み寄る努力をする。その大切さを私はここで感じます。
アヤソフィア、中々奥が深い！
アヤソフィア、中々奥が深い！
これはアヤソフィアに棲む名物猫のグリちゃん。
前回行った際にお腹を空かしたグリちゃんに、たまたま持っていたポアチャというパンをあげていたら、警備員さんに見つかってしまいました。でも笑顔でお咎めなし。日本では考えられないことです。
アヤソフィアはブルーモスクと並んで大人気の観光スポット。
オフシーズンの今は大分空いていますが、5月から10月のシーズン中は大混雑。そんな時は比較的空いている開園直後か閉園直前の時間がオススメです。
アヤソフィア博物館
Sultanahmet Meydanı, Sultanahmet, Eminönü, İstanbul
月曜休館
入館料は25トルコリラ（約1250円、2014年1月4日現在）
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