2014年1月27日月曜日

トルコでパンを焼く!

先週、イスタンブールのとある幼稚園で行われるバザーに出品するあんぱんを焼くために、ヨーロッパサイドのジハンギルにあるパン屋さん、Cihangir Pastanesi(ジハンギル・パスターネシ)へ行ってきました。

私は日本にいた頃、パン屋さんで3年間働いていた経験があるので、トルコのパン屋さんに興味津々!


まず、予想はしていましたが、パン生地の材料はほぼ目分量!
ウスタ(親方)はミキサーに材料をどんどん入れて、時折固さを確かめながら、水分や粉の量を調整していました。

そしてその後も全部目分量!
こね上がったパンの発酵時間も分割も、タイマーやはかりを使うことはありません。
発酵時間はその日の温度や湿度にもよるのでそれでも良いのですが、問題は分割した生地にも明らかなばらつきがあったこと。
日本だったら絶対に「大きさが違う」とクレームが来そうですが、ウスタは全く気にしない様子。


今回作ったあんぱんは、小豆あんとレンズ豆あんの2種類。
あんはそれぞれ事前に家で煮て持って行きました。
あんぱんを作っている最中、お店の人たちが興味津々に入れ替わり立ち替わり見に来たのであんを勧めてみましたが、あんこ自体が不思議な食べ物のようで、手を出しません。
トルコ人って、食に対して結構保守的なんです。


それでも出来上がったあんぱんをみて、「きれい、きれい!」と大喜び。


バザー当日、私は用事があってお手伝いに行けなかったのですが、120個ほど焼いたあんぱんは1時間半ほどで完売したそうです。
次回はトルコ人やトルコに住む外国人の方にも食べてもらって、是非感想を聞いてみようと思っています。

2 件のコメント:

  1. これほどのあんぱんが焼けるなら、あんぱいですね。あっ、安泰でした~。しかし、完売とはトルコのパン屋さんも完敗ですね!

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  2. あんぱん、安泰、、、(笑)
    でも真面目にこの経験から、いよいよ生活に困ったら、これで日銭を稼ごう!と(笑)私の作るパンがここでブレークしてくれたら、生活は正に安泰です!

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