2014年1月25日土曜日

イスタンブールのカモメ

イスタンブールは海に囲まれていることもあり、カモメがとても多い町。
フェリーに乗っていると、乗船客が投げるパンを目当てに、沢山のカモメが集まってきます。

フェリーを追いかけるユリカモメとウミネコ

カモメ、と一言で言ってもその種類は102種あるそうですが、イスタンブールでよく見かけるのは、ユリカモメ、セグロカモメ、ウミネコの3種類。

スルタンアフメットを背景に飛び交うユリカモメ

フェリーに一番沢山集まってくるのはユリカモメ。
全長40センチほどで、くちばしと足が赤い、とても可愛らしいカモメです。
フェリーのデッキからパンを投げていると、時折ホバリングしながら、鳴いて餌を催促することもあります。
余りに近くまで来るので、手から直接パンを食べるかもしれません。

中央の大きなカモメはウミネコ。

そしてユリカモメより大きなセグロカモメやウミネコは、海辺はもちろんのこと、市街地にも沢山います。
黄色いくちばしの先に赤や黒の斑点があり、顔つきも精悍なので、簡単に見分けがつきます。

写真の鳥はユリカモメ。
優雅に風に乗りながらも、常に目を動かして餌を探しています。

イスタンブールにはワシやタカなどの猛禽類はいませんが、天気がよい日にはソアリングしている鳥を見かけます。空高く飛んでいるので種類は識別できませんが、恐らくセグロカモメでしょう。

これはセグロカモメ。
この日は気がつくのがもう少し遅かったら、家に入っていたかも!

そして。
時にはこうやって家にやって来て餌をねだることも!
これもまた、イスタンブールならでは、かもしれませんね。

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