2015年5月26日火曜日

Slovenia/Lake Bohinj and Savica Waterfall -- スロベニア旅行記・ボーヒン湖とサヴィツァの滝

お昼過ぎに、ヴィントガル渓谷から無事に宿に戻り一休みした後、今度は宿のお嬢さんの案内で、イタリアの国境近くにある、ボーヒン湖とサヴィツァの滝へ行ってきました。


この2カ所、当初行く予定はなかったのですが、ブレッドに来たその日、宿のオーナー、Ana Marijaさんから、ブレッド湖の水は、二カ所の水源から来ていると聞いたことがきっかけ。
その二カ所の一つは北部のクランスカ・ゴーラ近くにある泉で、もう一つは南にあるサヴィツァの滝。
地下から湧き出る泉の水と、山の岩から流れ落ちる滝の水は、それぞれ陰と陽、女性性と男性性を象徴しており、その二つの水源から成るブレッド湖は、『陰陽もしくは女性性と男性性の統合』でもあると Ana Marijaさん。
そのとき何故かクランスカ・ゴーラの泉ではなく、サヴィツァの滝に行く!と直観的に感じ、行くことに決めました。

途中通ったストゥドゥル山。
磁場が強いのか、山に近づくとめまいが。

そしてこのとき同時に訪れたボーヒン湖は、このサヴィツァの滝を水源としています。

この日の天気予報が『雷雨』。
外れてくれて、ありがとう!

ボーヒン湖のバス停からサヴィツァの滝の入り口までは、車でおよそ15分。
そして滝を見るには、入り口の駐車場からおよそ20分、500段をもの階段を登って行きます。
登りがずっと続くので息が上がってきますが、滝に近づくにつれ、滝の爆音が聞こえてくるので、テンションも上がって来ます。
そしてついに到着!

サヴィツァの滝。
大きい方は78メートル、小さい方でも25メートルあります。
また入り口脇には飲用の水も汲めます。

滝からボーヒン湖に向かうサヴァ川。
水が澄んでいてとてもきれい。

私たちが来る数日前は、雷雨だった日もあったおかげで、水量もそこそこあり、ビューポイントにも滝の水しぶきが飛んで来るほど。
シーズン前で閉園直前ということもあって、観光客は私たちを除いては皆無。
何だか、滝を独り占めしたような気分でした。

滝に向かう途中、山から見おろしたボーヒン湖。

この後、ブレッドに戻る途中、セミナーを一緒に受けた友だちが道を歩いているのを発見!
ブレッドまで車で一緒に、と思うも、全員を乗せると車の定員をオーバーしてしまうため、少し立ち話をして別れました。

補足ですが、ボーヒン湖のほとりには、洗礼者ヨハネ教会があり見学したかったのですが、閉ざされた入り口には、『週末のみオープン』の張り紙が。
以前交渉したら開けてくれたことがあると、ガイドの資格を持つお嬢さんがツーリストデスクで交渉してくれたのですが、時間が遅くて面倒だったのか開けてもらえませんでした。
「この教会を見たいと言う人がいるのに、開けないのは恥ずかしいこと!だから観光客が来ないのよ」とお嬢さんはあきれ顔。
何でもこの教会には『悪魔の絵』があるそうで、それを私に見せたかったそう。
私も見たかったけど、それはまた次回のお楽しみに!

洗礼者ヨハネ教会。
色々と謎の多い教会らしい。

ボーヒン湖近郊は、その昔鉄の採掘地として有名だったそうで、当時の鉄精製所跡や『悪魔の橋』、またのどかな風景の広がる村が点在しており、新緑の季節にその中をドライブするのは、何とも気持ちが良かった!

途中寄った『悪魔の橋』。
この橋は架けても架けても壊れてしまい、
ついにはこの橋を最初に渡る命と引き換え橋を架けると、悪魔と契約した。
そのとき、人は、犬を人の代わりとして、最初に橋を渡らせたそう。

悪魔の橋から、下の川を見おろす。
スロベニアは、本当に水が豊か。

今回案内してくれた宿のお嬢さんはガイドの資格も持っているそうなので、個人旅行でガイドをお願いしたと言う方がいらっしゃったら、是非ご連絡ください。


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