夏至が明けた後の空。 これで夜中の0時45分。 |
そのせいか、昨日から気温もどんどん上がり始め、金曜日に来たときには「寒い!」と持って来たものを重ね着していましたが、昨日からは日中は半袖でも良いくらいの気候になりました。
天気予報も見事にはずれ、金曜日に到着したときは雨が降っていたものの、その後急速に回復して、毎日とても良いお天気が続いています。
昨日行った博物館の人から、「沈まない太陽を見た?」と聞かれ「見た」というと、先週の木曜日までずーっとお天気が悪くて、太陽が見れなかったとか。
昨日の時点では、今日も明日も雨の予報だったんですが、晴れています。
ただ、一日のうちで昼が一番長い夏至が過ぎたせいか、今夜?はここ数日で一番薄暗いような気がします。
さて、夏至の昨日は、イナリ湖にある聖なる岩、Ukko(ウッコ)へ!
聖なる岩、Ukko。 |
ラップランドにキリスト教が入って来る前、ここに住む原住民のサーミ人たちは、多神教で自然を崇拝していたそうです。
そして今でこそ恒例の『夏至祭』も、夏至の日に、天空、天気、豊穣を司る神さまUkkoに祈りを捧げることがその始まりだったとか。
今はここまで船で行きますが、湖が厚い氷に覆われる冬の時期は、スノーモービルで行けると、旅の途中で知り合ったスイス人の女性が言っていました。
そして今でこそ恒例の『夏至祭』も、夏至の日に、天空、天気、豊穣を司る神さまUkkoに祈りを捧げることがその始まりだったとか。
今はここまで船で行きますが、湖が厚い氷に覆われる冬の時期は、スノーモービルで行けると、旅の途中で知り合ったスイス人の女性が言っていました。
そして今日は、サーミ人のお宅へ行って、原住民の彼らが今どんな生活をしているか、見せていただいてきました。
今日行ったサーミ人のお宅で飼われている、オスのトナカイ。 今の時期、角は産毛?で覆われています。 |
サーミ人や彼らの生活についてはイスタンブールに戻ったら詳しく書きますが、文明化された社会の中でも、トナカイとの暮らしを今でも継続し、『足るを知る』自立した彼らの生活スタイルは、シンプルでとても心地良いものに私は感じました。
そうは言っても都市部に住んでいると中々難しく、思うように行かないことも多いでしょう。
それでも自分の生き方に満足することで、精神面での充足感が増し、それが結果的には『足るを知る』ことに繋がっていくように思います。
これはあくまで私の経験からそう思うだけなんですが。
それでも自分の生き方に満足することで、精神面での充足感が増し、それが結果的には『足るを知る』ことに繋がっていくように思います。
これはあくまで私の経験からそう思うだけなんですが。
この子は生後1ヶ月。 恐らくここで飼われているトナカイの中で一番大きくなる模様。 トナカイの鼻先はとても柔らかい。 |
間もなく、白夜のラップランドともお別れ。
カオスの町、イスタンブールに戻ります。
カオスの町、イスタンブールに戻ります。
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こんにちは、しゅくらむです。
返信削除『足るを知る』・・・とても大切な考え方ですよね。
地球の端まで行って、あらためて見出した本質。
先日コメントさせていただいた記事についてもそうですが、単なる紀行や体験だけではなく、異なる視点や大事な思考を書かれているのが素晴らしいと感じました。
もし差支えなければ、貴ブログを、拙ブログにてご紹介させていただいてもよいでしょうか?
しゅくらむさん、
削除こんにちは!
コメント、ありがとうございます。
自分の周囲がシンプルになればなるほど、『本当に大切なこと』が見えて来るように感じます。
人は物事を複雑にする故、本来見えること、聞こえることも、過剰な情報によってかき消されてしまっているのかもしれません。それはいつもそこにあるのに、です。
ブログを紹介してくださるとのこと、とても光栄です。
いつもありがとうございます!