2014年5月17日土曜日

5月の満月

家の近所に友だちと良く行くお気に入りのカフェがあって、そこには1匹の看板猫がいます。
トルコ人は動物に寛大な人が多いとこれまで何度か書いてきましたが、通りで暮らす猫がカフェの椅子で寝ているなんていうことは当たり前。
一昨日に行った時も、この猫は店内でこんな格好でくつろいでいました。

お客さんがいてもいなくてもこの通り。
とっても大人しい子です。

その時にその日が満月だということを思い出して、5月の満月は天界と地上の間にひときわ強いエネルギーがふりそそぐと言われていて、京都の鞍馬寺では『ウエサク祭』というお祭りがあるのよ、と友だちに話すと、「じゃあ今晩、みんなで月を見よう!」ということに。

ヨーロッパサイドに向かうフェリーから。
夏時間なので20時を過ぎても、こんなに明るい。

でもこれは決して約束ではなくって、そのときの気分次第。
今そうしよう、と言っても、そのとき気分が乗らなかったり、見たいテレビがあるから行けないと言ってもOK。もちろん疲れたから、眠いから、と言っても全然許されます。
ということで、私は私でみんなと別れた後、海の風にあたりたかったので、フェリーでヨーロッパサイドへ。
ガラタ橋近辺をブラブラし、22時過ぎにやっと顔を出してくれた月を見ながら、再びフェリーに揺られてカドキョイに戻りました。

新市街から旧市街を望む。
高台にあるスレイマニエジャーミーは私がイスタンブールで一番好きなモスク。

夜釣りを楽しむ人たち。
いつか私もガラタ橋で釣りに挑戦してみたい!

フェリーから降りたらタイミングよく友だちから、「お月見、する?」と電話がかかってきたので、その足で海辺へ。
途中、ヨガの先生をしている友だちもレッスンを終えて加わり、3人で月明かりを浴びて過ごしました。

夜10頃、雲の間からやっと顔を出してくれました。

自然に触れるのはとても気持ちのよいこと。
次回の満月は6月13日。
みなさん、それぞれの場所で美しい満月を眺めてくださいね。

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