2014年5月23日金曜日

ウイグル料理

「今夜、Aさん(共通の友だち)とウイグル料理を食べに行くんだけど、良かったら一緒に行かない?」とトルコ人の友だちに誘われ、ウイグル人の友だちと3人でウイグル料理を食べに行って来ました。


今回行ったのは、ユスフパシャにある、Huzurというお店。
まず出て来たのは、サムサという中に羊肉が入ったパイのようなパン、そして人参のサラダと、平麺に酸っぱくて辛いソースのかかったもの。
その他にそれぞれ、麺料理を注文しました。

どれも美味しい!
日本人の口に合う料理ばかりです。

麺を待っている間に食べたこの3品、サムサ以外の2品は唐辛子が使われていたので、辛さに敏感な私は食べているうちに汗がにじんできました。
でも二人の友だちは全然平気。しかもウイグル人の友だちはそれに更に唐辛子をプラス!

そして麺料理!
ウイグル人の友だちはオーソドックスなラグメンを、トルコ人の友だちはショートパスタのようなマルジャンコルマチョップを、私は迷った挙げ句に焼きそばのようなトクスンコルマラグメンをいただきました。
麺の材料は、小麦粉、塩、水とシンプル。
でもとってもコシが強くて、もちもちした食感が美味しい!

トルコ人の友だちが頼んだマルジャンコルマチョップ。
味見させてもらったけど、自分の頼んだラグメンが辛くて、味がよく分からず。

私が注文したトクスンコルクマラグメン。
辛かったけど、麺がとってももちもちして美味しかった!

ウイグル人の友だちは循環器の医者なのですが、ウイグルの伝統医学施設で3年間働いていたこともあり、食事をしながら、ウイグル医学のことについても少し教えてもらいました。
とても興味深かったのは、ウイグル医学は病いを症状としてとらえるのではなく、患者の全体像をとらえて治療をするということ。
症状が軽ければ薬は処方せず生活指導をし、薬を処方する場合でも患者の全体をとらえるため、同じ病気であっても、処方する薬は違うそうです。
これは私が9年前から勉強を続けている、ホメオパシーと同じです。

少し歩こう!という友だちと一緒にガラタ橋を渡る。
夜景がきれい。

ウイグル人の友だちによると、最近またイスタンブールではウイグル料理のお店が増えているそうですが、これは新疆ウイグル自治区からの避難民が増えているからなんだそうです。
美味しいウイグル料理が食べられるお店が増えることは嬉しいのですが、その背景にそういった事情があることは、悲しいことです。


*今回行ったウイグル料理レストラン
Huzur
Aksaray Mh. Asim Bey Sk. No.12/A, Fatih, Istanbul
Tel: 0212 589 8902

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