2014年5月14日水曜日

Sokak'ta Hayvanların Hayatı -- 共存する動物たち

以前イスタンブールの町で暮らす猫を紹介しましたが、トルコには猫に劣らず、外で暮らす犬も沢山います。
しかも結構大きい、、、というか、大きな犬しかいません。けれどどの犬もとても大人しく、Sokak(トルコ語で『(細い)通り』という意味)で他の犬や猫たちととても上手く共存しています。

ニシャンタシュの犬。
小さな牛かと思うくらいの巨体。
道行く人は皆寝ている犬を起こさないように、よけて歩きます。

こんな格好で失礼!
この子はもしかしたら飼い犬か迷子かな。

ただ彼らには彼らのルールがあるらしく、飼い犬にはとても手厳しい。
トルコは現在ペットブームで、しかもなぜかピットブルが人気。元々闘犬だったこの犬は扱いが難しいように思うのですが、『力』の象徴なのか、特に若い男性が連れているのを良く目にします。
そんなピットブルを、先日も公園に棲む犬たちが、吠え、公園から追い出す様子を見ました。

そしてイスタンブールで外せないのが、カモメ!

先日、友だちと公園で待ち合わせしているときも、まかれたパンを鳩が食べているところにカモメがやって来て、鳩をそこから退かせようと、躍起になって脅していました。
鳩の方は慣れたもので、脅されて一度は退きますが、カモメの隙を見ては戻り、そこをまたカモメが脅す、の繰り返しでした。

「ああ、鳩ってウザい!」とMAXにいらついている様子(笑)
退けても退けても、振り返ればまたそこにいる鳩に手を焼くカモメたち。

けれど上の写真を撮った直後、ハプニングが!
この鳩とカモメの集団を近くで一匹の猫が身体を低くして見ていました。
友だちと私はそれに気付いていたんですが、私たちがカフェに向かおうとしたその瞬間、鳩が一斉に空に飛んだと思ったら、猫が鳩を一羽、口に咥えて木陰に隠れようとしたところでした。

あーーっ!とオロオロする私の横で、いつもはとても大人しい友だちが"Hayır, hayır!"(だめ、だめ!)と言いながらすぐさま猫の元へ走って行きました。
驚いた猫は口から鳩を放し、鳩は命からがら空へ。
外の猫たちには餌やりさんがいるので空腹からというより、狩猟本能が働いたのでしょう。

カモメたちは実はすごい緊張状態。
黒猫が目線を投げると、オロオロしてました。

そしてそれを遠くで見るカラス。

猫が鳩を捕まえたのもですが、私が一番驚いたのは、いつも大人しい友だちの素早い行動。
友だちはヨガの先生なんですが、かつてはロッククライミングをしていたそうで。
突然の危機に素早く対処する様は、さすが!

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