2014年5月11日日曜日

ドライトマトのオリーブオイル漬け

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、トルコ人はイタリア人並みにトマトをとてもよく食べます。

トルコ式の朝食には必ずと言っていいほど、生のトマトが出て来るし、料理もサルチャというトマトペーストを使った料理がとても多いのです。
去年の夏はカドキョイにあるレストラン、チヤで、『トマトのドルマ』という、生のトマトの中身をくり抜き、その中にお肉や野菜を詰めた料理をいただきました。

形が崩れてしまったけど、右上がトマトのドルマ。
多分、食べ始めてから、「あ、写真!」だったのかも(笑)

私は生のトマトも好きですが、ドライトマトをオリーブオイルで漬けたものが大好き。
これ、保存がきくので、時間のある時に作り置きして、冷蔵庫で保存しています。
オイル漬けしたドライトマトをペースト状になるまで叩いて、好みのハーブを加えてたものをパンにつけたり、細切りにしたものをパスタに混ぜていただくのも美味しい!

作り方は簡単。
沸騰したお湯にドライトマトを入れて、一煮立ちしたら火を止めて、数時間置きます。
その後、ドライトマトをざるに上げて、一つ一つ水分を良く拭き取り、私はここで、数種類のハーブ(オレガノ、タイム、セージ、バジルなど)と薄切りにしたニンニク、それに黒こしょうの粗挽きを全体にまぶします。
まぶしたものを熱湯消毒した瓶に詰め、ローリエの葉を2、3枚加え、最後にオリーブオイルを上からたっぷり流し込んで、おしまい。
2、3日後から食べられますが、1週間くらい置いた方が、美味しいかも。

水分を拭き取ったドライトマトに、ハーブとニンニクを加えます。

瓶に詰めて、オリーブオイルを注いで完成!
もうほぼ1瓶、使いました。また作り置きしなきゃ。

今日は夕方、トルコ人の友だちと会う約束があったので、ドライトマトを使ったコロッケを作ってみました。
生のフェンネルを入れたので、トルコっぽい味になってしまいましたが、カフェでお茶しているときに早速食べてくれて、「美味しい!」と!

左の円形はヒラタケのコロッケ。
右の俵形はドライトマトとフェンネル。

ちなみに、今回一番苦労したのは、コロッケの衣のパン粉作り。
トルコにはパン粉が売っていないので、パンをおろし金でひたすら下しました。
残ったパン屑は明日、外の鳥たちにお裾分け!

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