それは、口唇ヘルペス。
最初に罹患したのは、もう25年も前。
それ以来、ほぼ毎年と言っていいほど、出て来ます。
この病気。
人によって出方は様々だと思いますが、私の場合、寒い冬の間、じーっと力を蓄えている植物が芽吹くこの時期に、必ずと言って良いほど出て来ます。
タンポポは生命力がとても強い植物。 葉の上でてんとう虫も一休み。 |
ここ2年ほどは出て来なかったのですが、今年は一昨日くらいから唇がかさつき、唇に虫酸が走るような感覚があったので、もしかしたら?と思っていたら、やっぱり出て来ました。
今年は日本に一時帰国した際に、春の力が溢れる野山を歩いたことが、大きく影響しているのかもしれません。
日本に帰ると必ずお詣りする大好きな神社。 今回は神主さんとも楽しくお話ししてきました。 |
身体の声に耳を澄ませてみると、不具合があるとき、身体は必ず何らかのサインを出しています。
以前にも書きましたが、病気はその人を不健康にするものではなく、健康にするためのもの。
いつもと違う『何か』を感じた時点で、休息して身体の不具合を解決していれば、ほとんどの場合それ以上重い症状になることはないでしょう。
けれどそこで身体からのサインを無視したり、聞きたくないため蓋をしたりすると、身体は更に大きな声(症状)で訴えます。
その声(症状)を抑えようとするほど、身体の声は大きくなります。
『病いはあきらめない』
身体はその人を何とかして休ませようと必死です。
健康にあってほしいがために。
『風邪は万病のもと』ということわざがありますが、軽い風邪でも正しい治療をせずに放っておくと、重い病気になるということです。
引き始めにしっかりと養生しておけばすぐに良くなる風邪も、そこを怠ると気管支炎や肺炎など、重い症状へとつながりかねません。
私が大好きな陶芸作家、伊集院真理子さんの陶器。 真理子さんのお鍋もサクラ! 美しいもの、美味しいものも大事なくすり。 |
なので、身体の不具合が出たらまずは休息。
それでも治らないときは『正しい治療』が必要ですが、それについてはまた次回。
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