2015年4月18日土曜日

Walls of Constantinople -- テオドシウスの城壁

今日もイスタンブールは朝から良いお天気!

エミノニュから眺める新市街。
お出かけ日和!

外で過ごすには丁度良い季節になってきたようで、そんな日はやっぱりどこかへ行きたくなるもの。
ということで、昼過ぎから友だちと旧市街へ出掛けてきました。

Fener(フェネル)という古い建物が多い歴史地区をスタートして、フェティエ博物館、カーリエ博物館を周り、一休みしたカフェの横に、かつて難攻不落の城壁と呼ばれた『テオドシウスの城壁』がありました。

この階段口から、物見塔へ行くことができます。

イスタンブールがコンスタンティノープルの時代だった413年。
当時の皇帝だったテオドシウス二世によって、この城壁は建設されました。
壕・外壁・内壁と三重構造からなる全長およそ7キロのこの城壁は、1453年にオスマン帝国軍によって陥落されるまでのおよそ1000年間、ペルシャやアラブ、ロシアなどから攻撃されたにも関わらず、一度も突破されることはなかったそうです。

この城壁が、マルマラ海から金閣湾へと
およそ7キロ続いています。

私たちが今回訪れたエディルネカプ周辺の城壁は、トプカプ(宮殿ではありません)にある城壁同様保存状態がとても良いため登ってみることに!

けれど。
ここに行かれたことのある方はご存知かと思いますが、物見塔周辺以外の城壁は、高さが8mから12mあるにもかかわらず、事故防止の手すりとか、フェンスといったものが一切ありません。
階段もところどころ欠けているので、足場もちょっと不安、、、
高いところが平気な私も、登るときは怖くありませんでしたが、下るときは少し緊張したほど。

城壁の上から下を眺めたところ。
手すりとか、フェンスとか、一切ありません。
落ちたら本当に『自己責任』。
高さ20mほどあると思われる物見塔。

しかも、物見塔へのアクセスは、奥行きのとても狭い傾斜のきつい階段のみ。
私たちもその階段を目の前にして、「まさか、これ?無理ーっ!」と物見塔に行くことは断念。


物見塔に行くには、この急な奥行きの無い階段から。

iPhone5の縦の長さほどしかない階段。
足を横向きにして上り下りしないと危険です。

帰りがけに物見塔から戻って来る観光客を見かけましたが、行きに登った狭い階段を下りるのに、誰もが苦労していました。

上からの長めは最高!
手前に修復中のカーリエ博物館、
写真には映っていませんが、カーリエ博物館の奥には、
アヤソフィア博物館も見えます。

それから、これは私が感じたことですが、城壁沿いの通りはお店も少なく、取り壊した建物などもあるため、日が暮れるとあまり安全ではないかもしれません。
日中、女性なら出来たら男性と、もしくは複数で行くことをオススメします。

《アクセス方法》
Edirne Kapıバス停より、歩いてすぐ。
もしくは、カーリエ博物館からFevzi Paşa Cadに向かって行きMihrimah Sultan Camiiが左手に見えて来たら、Fevzi Paşa Cad.の右手に見えて来ます。

入場無料。

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